<台湾の立法委員選>各党候補、コスプレで存在感アピール
(台北 23日 中央社)来月16日の総統・副総統選挙と同時に行われる立法委員(国会議員)選挙で立候補者に付与される番号が23日、各選挙区の選挙委員会で抽選によって決まっている。抽選会場には多くのメディアや関係者が集まるとあって、コスプレで存在感をアピールする候補者もおり、さながら学芸会の様相を呈した。
台北市の選挙区から出馬する与党・国民党の蒋乃辛氏は、スーパーマン風のいでたちをしたスタッフを伴って登場。ミニ政党・時代力量の林少馳氏は手にカマを持ち、現職を切り裂くパフォーマンスで支持を訴えた。最大野党・民進党の呉思瑤氏は、関係者らとサンタクロースの帽子をかぶって華やかさを演出した。
台中市では国民党の沈智慧氏が、人気アニメ「ONE PIECE」のキャラクターに扮して注目を集めたほか、新北市から出馬する同じく国民党の林国春、陳茂嘉両氏はともにスポンジボブなどのキャラクターの格好をしたスタッフを連れて会場に姿をみせた。
総統・副総統候補の番号は14日に決まっており、国民党は「1」、民進党は「2」、親民・民国党は「3」となっている。
(中央社フォーカス台湾)
顔を隠してどうする!?
コスプレをすることで有権者に対してアピールできているのか疑問ですが、お祭りムードの台湾の選挙では、立候補者や応援団がコスプレ風の衣装を着て選挙活動することは一般的に行われている模様です。どうやら
台湾の公職選挙法はゆる〜いらしく、立候補者が物品をバラまいたり、応援者にお礼を支払ったり、戸別訪問がOKだったりと、立候補者のスタンスも軽いようです。とても公平な選挙が行われているとは考えられませんが、台湾の国民は立候補者がお金をばらまいてくれる現状の選挙を喜ばしいことだと受け入れているみたいです。
道理で投票率が80%近くもあるわけです。
投票率が高い理由は、(一党独裁国家で)選挙が(あって)無い中国が身近にあって、国民が民主主義の喜びを肌で実感しているとも言えるでしょう()。
話は逸れますが、中国(上海)版のAKB48「SNH48」の人気が高まってきており、
選挙の無い中国のファンが選抜総選挙に熱狂しているという面白い状況になってきています。まぁ、AKBの選抜総選挙は「選挙」と言うより「株主総会」なのですが(※票を金で買えるため)、AKBによって中国国内の民主化の機運が高まって、中国共産党を倒すなんてことになったら、中国民主化の父は秋元康さんになるのでしょうかw
話題の沈智慧さんはワンピース好きが高じてチョッパーのコスプレをしているようです。それか、アニメ好きの有権者にアピールしているつもりなのか。同氏の事務所の壁は日本の漫画・アニメ(主にワンピース)のイラストが描かれており、市民が写真を撮りに訪れたりするようです。選挙に利用されるとなると、集英社から苦情が来てもおかしくなさそうですが…。
コスプレに関係なく、国民党は負けるでしょう。馬英九総統の暴走を防げなかった党の責任でもあり、台湾人が何より台中統一を望んでいないということです。
【台湾】 台湾版アニメ「ワンピース」レベッカの胸元に不可解なモザイク なぜレベッカだけ?
【台湾】 ワンピースラン(航海王路跑)2015 【コスプレ】
【台湾】 台湾麦わらストア限定 1/2スケール ナミフィギュア 抽選販売
【台湾】 麦わらストア台北店オープン記者会にあのハンコックの台湾モデルが降臨 【コスプレ】