・ネコマムシの旦那に会いに行こう
サンジ(とシーザー)消失の理由が分かった
前回までの回想から戻って、モコモ公国の夜に、ネコマムシの旦那に会いに行くところ(
811話)からの続きになります。ブルックは案の定、今週号のジャンプ巻末の目次コメントでも紹介された例の歌を歌っています。
YouTubeで「ねこまむしの旦那に会いに行こう」と検索してね<栄一郎>
「ネコまむしの旦那」の名前が初めて出た
806話の時点では、再生数が1000もなかった気がするのですが、現在は6万再生を超えています。
・侠客団居住区
やって来ました、ネコマムシの旦那がいる「くじらの森」侠客団の居住区。建物のモデルもまた実在するのでしょうか?タイっぽい?
今回のエピソードはギャグ多めの構成です。
チョッパーはトナカイ(?)のミンクに恋をした様子。顔はトナカイより鹿っぽいですが、鹿の雌は角を持たないので、トナカイのミンクで間違いなさそうです。そういえば、これまでに特に言及されていませんが、ミンク族はチョッパーを何者だと思っているのでしょうかね?
ペドロについては侠客団の団長、ジャガーのミンク、異名は木の上のペドロであることが判明しています。ペドロの初登場シーン(
805話)は伏線がありそうな意味ありげな感じでしたが、蓋を開けてみれば何でもなかったようです。強いて言えば、”木の上にいた”ことがちょっとしたギャグの伏線になっていた模様です。
ネコマムシの旦那、登場。一つ注目していたのは、ジャックに切断されていた手(
810話)がチョッパーの医術で接合されたのかということなのですが、上のコマの状態のネコマムシの旦那に対してチョッパーは「
何で左手も使ってんだよ!!」と怒っており、一方、ネコマムシの旦那は「
まだ左手がない事に慣れんぜよ これじゃ拍手もできん」と言っており、左手があるのかないのか、まだよく分かりません。ネコマムシの旦那の左手が元通りであるならば、イヌアラシ公爵の左足もくっついているのではなかろうかと。
・ぐるまゆの新郎に会いに行こう
話を聞いてもサンジの考えは今のところ誰にも分からないため、ルフィは「サンジに聞きに行こう」と言い出します。これから四皇カイドウとぶつかろうとしている時に、既にケンカを売っている相手の四皇ビッグマムに近づくのは危険だと一味に諭されると、今度は「こっそり行く」と言い出します。ルフィが言って止まらないやつだと分かっているためか、チョッパーは
サンジを追いかける方法はなくもない、と切り出します。
チョッパーがそう言う理由は、
ペコムズが残されているからです。カポネに背後から銃撃されたペコムズは”能力”で致命傷を回避していた模様です。能力というのは、あの動物系の亀っぽいやつですね。このままカイドウとぶつかると思いきや、ビッグマムと一戦交えるのでしょうか。
それはさておき、
前回のホットトピックスだった、サンジの結婚を決めたヴィンスモーク家の人物が
サンジの父親であると、ペコムズの証言で明らかになりました。そして、ブルックが「背筋がぞっとする」と言っていたヴィンスモーク家は”
人殺しの一族”とのこと。”人殺しの一族”と聞くとただの犯罪者の子孫かと思いがちですが、サンジの父親についてペコムズは「闇の世界じゃ有名な男」だと言っており、”暗殺者一家”という認識が正確かと思われます。サンジはそんな家の生まれだったわけですが、家を出るきっかけは何だったのでしょうか。
前回の考察ではヴィンスモーク家と世界政府のつながりも考えられましたが、世界政府には暗殺者集団のCP9があるので、その線は消え、ヴィンスモーク家は紛う事なきアウトローな一家だと分かります。本来のサンジの新しい手配書を発行するはずだった海兵はもうこの世にはいないのでしょうか・・・。おー、コワ。