第815話 「おれも連れてけ!!」 

TOPICS
・ジェルマ66
・プレゼント
・我らハートの海賊団
・「侍」上陸

・ジェルマ66
サンジの出身であるヴィンスモーク家が”人殺しの一族”だと判明した前回。そのことから「暗殺者一家」のようなイメージをしていたのですが、今回ペコムズとナミの会話から新たに出てきたワードはそれとは違う印象を与えるものでした。

・「ジェルマ66(ダブルシックス)」という組織が存在する
・↑別名は”戦争屋”
・↑一般人には空想上の「悪の軍団」だと思われている
・↑組織のトップにいるのがヴィンスモーク家であり、ボスがサンジの父親

戦争屋、悪の軍団という言葉から察すると、ジェルマ66は戦争を裏で操っている（仕組んでいる）組織なのでしょうか。はたまた傭兵軍団なのか。ナミが空想上の組織だと思っていたのは、一般人には陰謀論として語られて知られているからだと思われます。

ペコムズによると、今回のヴィンスモーク家のサンジとシャーロット家のプリンの結婚は”政略結婚”であり、ビッグマムが傘下につく者達と必ず行うシャーロット家との”血縁”の儀式とのこと。つまり、ビッグマムがジェルマ66を傘下につけることになるようです。

そして、結婚が成立した際にはサンジは麦わらの一味ではなくなるとのこと。
これを聞いたルフィはサンジの結婚を断固阻止するべく、ペコムズに一人で同行してビッグマムの「茶会」に潜入し、式をぶっ潰すことを決めるのでした。


・プレゼント
初め断っていたサンジが結婚式に出席することを決定付けたと思われる813話のヴィトの囁きの内容がペコムズの発言から概ね明らかになりました。やはり、サンジと関わりのある人物に危険が及ぶことを示唆する脅迫だったようです。

813話

ペコムズがビッグマムの「お茶会」の招待を絶対に断れない理由に、断った者には後日、プレゼントが届く事になるためだと言います。プレゼントの中身は断った者に関わりのある誰かの首とのこと。

サンジの場合は誰の首になるのかという点について、ペコムズは麦わらの一味の誰か、東の海のレストラン（バラティエ）の誰か、カマバッカ王国の誰かかもと言っており、定かではないようです。であれば、ヴィトが囁いた脅しも同様と考えられます。麦わらの一味の誰かならば守ることができますし、カマバッカ王国のオカマたちが標的になってもサンジが血相を変えるほどではないでしょうから、サンジの行動は実質的にはゼフがいるバラティエに危険が及ぶことを危惧してのことと考えられます。また、813話で考察した、サンジの家出を援助した誰かという可能性も残っています。




・我らハートの海賊団
本話ではローが「同盟」の相手であるルフィに自身が船長を務めるハートの海賊団の船員を（一瞬だけ）紹介するシーンがあり、ローを除いて20名の船員がいることが判明しています。そこで数を数えたところ、ゾウ編（新世界編）では17名を確認することができました。



（上：810話　下：本話）

① ジャンバール
② ベポ
③ ペンギン
④ シャチ
⑤（仮面さん）
⑥（しずくちゃん a.k.a. 黒い精子）
⑦（暴走テロリスト）
⑧（レゲエ女子）
⑨（タコ坊主）
⑩（ふとっちょマイケル）
⑪（ピザ）
⑫（D.O from 練マザファッカー）
⑬（心眼）
⑭（スネ夫）
⑮（銀河トルネード）
⑯（ハートのコブダイ）
⑰（ピク民）

( )内は私が勝手につけたあだ名ですので気にしないでください。すべてのキャラクター名はいずれSBS等で明らかになると思われます。
”2年前”の描写では3名を追加で確認することができ、きっかり20名となります。




（画像上から581話、582話、591話）

⑱（ベイマックス・ザ・パーマ）
⑲（★さん）
⑳（おにぎり君）

今回登場したハートの海賊団船員たちはベポ以外もギニュー特戦隊的なファイティングポーズ(?)をとっており、クールなローと対照的に揃ってコミカルな印象です。


・「侍」上陸
ジャックが「ゾウ」に襲来した原因であり、「ゾウ」にいないはずの侍”雷ぞう”。ミンク族にとっては怨恨の相手になるわけですが、その同心である侍の錦えもんとカン十郎がついに「ゾウ」に上陸してしまいます。



今はミンク族から恩人だと感謝されていても、侍を連れて来たとなれば、面倒くさいになることは必至です。ルフィらが侠客団の居住区で宴をしている中、麦わらの一味アダルトチーム（ロビン(30)、フランキー(36)、ブルック(90)）が逸れていた錦えもんらの入国を阻止するべく、寝ずの番をしていましたが、錦えもんらの到着は思った以上に遅く、翌朝になってしまったために待っていた3人は寝てしまったようです。上のコマの”虎三郎”（カン十郎が召喚した画）の足元に3人が寝ているのですが、霧が濃いためか錦えもんらは気付かず進んで行きます。

そして上陸した途端、錦えもんらに同行していたバリエテ（猿のミンク）は走り去って行くのでした。彼は錦えもんとカン十郎が「ゾウ」を雷ぞうとの落ち合い場所としていたこと、二人がルフィらの仲間であることを知ったはずですから、大変なことになりそうです。

バリエテ：大変でごサル「侍」でごサル!! 早く報告を……!!「侍」でごサル!!!