・「海の戦士ソラ」
サンジの出身である戦争屋「ジェルマ66」が、空想上の「悪の軍団」(
815話)だとナミに思われていた理由が判明しています。世界経済新聞、通称”世経”で連載していた絵物語『
海の戦士ソラ』に「ジェルマ66」がまさしく悪の軍団として登場するようです。
絵物語の内容は、海の上を歩けるヒーロー”ソラ”が合体ロボとカモメを従えてレロレロ…じゃなくて、悪の軍団「ジェルマ66」と戦う英雄物語とのこと。主人公のソラは海軍の英雄達がモデルになっているそうで、マントのデザインは海軍と世界政府のシンボルが合わさったもになっています。頭にカモメを乗せているのはセンゴクがモデルなのでしょうか。そう考えると、
海の上を歩けるという設定が非常に気になってくるわけですが、どうなんでしょう。
・歌うビッグマムの船
730話
ビッグマム海賊団の船が歌っている仕組みは未だ明らかになっていないわけですが、今回のエピソードでは新たに示唆的な描写がされています。サンジが自身の客室に戻るところ、押しても反応がない扉に「おい!! 開けよ!!」とサンジが呼びかけ、鼻提灯を出して寝ていた、扉に付いた顔が「ド〜ア〜♪」と歌うと同時に扉が開くのでした。
船首が「フーネー♪」と歌い、扉は「ド〜ア〜♪」と歌っており、歌う事や顔がついていること自体には実はあまり意味がないように思えます。扉がサンジに反応して開くというように、本質は”
モノが自動で動く”という点ではないでしょうか。扉は自動ドア、船に当てはめれば、自動操縦という具合です。船に搭載されている大砲も自動で発射するのでしょうか(807話)。ともかく、ビジュアルからして機械的な仕組みではないですから、やはり悪魔の実(おそらくパラミシア系)の能力によるものではないかと考えられます。
ジドジドの実?
ビッグマム初登場時に世界観は『不思議の国のアリス』のようだと感じたのですが(
【最新話】 ビッグ・マム海賊団のモデルは「不思議の国のアリス」!? 【第651話】)、本話ではその色が強く現れており、問題の能力はその演出の一つであるかのような印象です。
・ゴッティ
ファイアタンク海賊団”殺し屋”ゴッティ。
たぶん初登場。
アホっぽい。
ゼットのように改造された右腕が気にならないわけではないのですが、注目するのはゴッティ本人ではなく、こちらの方↓
ゴッティは彼女の事を「おかみさん」と呼んでおり、カポネ率いるファイアタンク海賊団がビッグマム海賊団の傘下に入る際、ビッグマム海賊団の慣わしに従いシャーロット家の人間と血縁を結んだのであれば、この
ローラ激似の彼女はシャーロット家の人間でファイアタンク海賊団の誰か(ゴッティより立場が上)の妻ということになります。素直に考えれば、カポネの嫁ですね。
「
ローラ船長のママはスッゲー海賊なんだぜ」(489話;
【原作ネタ】 未回収伏線のまとめ~前半の海編~)というローリング海賊団リスキー兄弟の発言から、ローラのママはビッグマムというのが長年の通説だったわけですが、ここに来てようやく回収となりそうです。約8年越しです。スリラーバークで別れる際、ローラはナミゾウこと、ナミに”ママ”のビブルカードを分け与えており、それに対して前述のリスキー兄弟が「
大事に持ってろよ きっと後で役に立つぞ」と発言しているわけですから、きっと役に立ってくれることでしょう。ナミが洗濯物と一緒に洗ったりして紛失していない限り。
・ナワバリウミウシ
「”新世界”にいる大海賊達は大概 海のどこかに”ナワバリ”を持ち」なんてことをローが言っていましたが(
698話)、この”ナワバリ”内は電伝虫の亜種のような生物(ウミウシ)の「
ナワバリウミウシ」によって監視されているみたいです。ナワバリウミウシは縄張り内に侵入した者がいると警告念波なる念波を発するだけで、これを一般の電伝虫が受信することができるようです。ビッグマム海賊団の場合、警告念波を受信する支部あるいは偵察船(”タルト”)が縄張り内に散らばっており、そこに控える小隊が侵入者を攻撃する、という仕組みになっている模様です(824話)。
ホールケーキアイランドを目指す、ルフィが乗るサニー号の電伝虫も早速、ビッグマム海賊団の”警告念波”をキャッチ。
あっと言う間に偵察船(タルト)が現れたかと思いきや、それは「ジェルマ66」の船だったのでした。
ビッグマムのお茶会(結婚式)に向っているところでサニー号と遭遇した模様で、サンジの家族(父親?兄弟?)らしき人物が乗っています。眉毛の巻き方はサンジと左右逆なのでしょうか。左右とも外巻きだとするとサンジより見た目カッコいいことになりそうですが、隠れている右眉は…!? ちょっとだけ気になるところです。
あ、ルフィは毒魚を食べて死にかけています(笑)