川崎市国際交流センター(同市中原区木月祇園町)の図書・資料室で、英語版の漫画が話題になっている。昨年末、同センターが「ドラゴンボール」や「ワンピース」など国内外で人気の高い漫画98冊をそろえたところ、親子連れや学生が次々閲覧している。
同センターでは、約2150冊の外国語図書を取り扱うなど国際色豊かな図書室として知られている。だが、書籍は小説や絵本が中心だったため、「外国にルーツを持つ人や英語を学ぶ学生たちが、より親しみやすいものをそろえたいと思った」(同センター)。
昨年10月、スタジオジブリ制作の長編アニメ「となりのトトロ」や「魔女の宅配便」などフィルムコミックの英語版を試行的に置いたところ、すぐに子どもたちの間で人気となり、本格的な漫画本の配架を決めたという。
今回置かれたのは、「風の谷のナウシカ」「スラムダンク」「ドラゴンボール」「ナルト」「のだめカンタービレ」「
ワンピース」の6作品。いずれも国内外でファンが多く、「かーめーはーめー波」(ドラゴンボール)や「あきらめたらそこで試合終了だよ」(スラムダンク)といった、
名セリフを英語で見られるのも楽しみの一つとなっている。
同センターは「アニメや漫画は世界に誇れるもの。より多くの人に見てもらいたい」と話している。問い合わせは同センター電話044(435)7000。
(カナロコ)
以前SBSで図書館に『ONE PIECE』が置いてあるという投稿を見た時、それはどうなのかと思いましたが、
英語版なら、まぁいいでしょう。