LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 あっぱれ両さん!『こち亀』連載40周年記念号で堂々のフィナーレ 【WJ42号】
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9月17日発売の週刊少年ジャンプ2016年42号は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)の連載40周年記念号にして最終話掲載号。もちろん打ち切りということではなく、ジャンプ編集部はいつまでも掲載し続けたい意向だったようですが、秋本治先生の新作を描きたい想いと『こち亀』を連載40周年記念と同日発売のJC200巻で、華々しく、切りの良いところで終わらせたいという想いを尊重して、このようなフィナーレとなりました。コミックスは200巻が視野に入った191巻から収録話数が倍近く増えて大分厚くなり、かつ刊行ペースがアップしていたのですが、この40周年記念&最終回に合わせて随分前(2年前)から調整していたわけですね。


表紙と背表紙はジャンプ初(?)の一面金銀(アルミ素材?)仕様。表紙と表紙をめくった見開きには連載作家陣が描いた両さんが集合しています。まぁ、保存用に当然2冊は買いました。


ジャンプ読者なら表紙3人と見開きの中の4、5人の両さんは誰が描いたのか分かりそうなものですが、それ以外は鑑定が結構難しいです。正解はこちら↓


⑤佐伯俊 先生『食戟のソーマ』⑥空知英秋 先生『銀魂』⑦葦原大介 先生『ワールドトリガー』⑧島袋光年 先生『トリコ』⑨麻生周一 先生『斉木楠雄のΨ難』⑩田畠裕基 先生『ブラッククローバー』⑪横田卓馬 先生『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』⑫沼駿 先生『左門くんはサモナー』⑬川田 先生『火ノ丸相撲』⑭井谷賢太郎 先生『たくあんとバツの日常閻魔帳』⑮仲間りょう 先生『磯部磯兵衛物語』⑯吾峠呼世晴 先生『鬼滅の刃』⑰屋宜知宏 先生『レッドスプライト』⑱ミウラタダヒロ 先生『ゆらぎ荘の幽奈さん』⑲出水ぽすか 先生『約束のネバーランド』⑳山本亮平 先生『ラブラッシュ!』

<表紙>
左:古館春一 先生『ハイキュー!!』 中央:尾田栄一郎 先生『ONE PIECE』 右:堀越耕平 先生『僕のヒーローアカデミア』

ところで、最終回の漫画が表紙を飾ることは、ジャンプでは大変珍しいことなのですが、連載○周年記念号では表紙&巻頭カラーが定番となっており、この手があったのかという感じです。


さらに本誌では、掲載漫画および記事に両さんのマユゲが40個隠れているという企画も行われています。30周年記念号の際は両さんが連載漫画に隠れているというものでした。今回はマユゲだけで良いので、そのままマユゲとして使ったり、数字の「3」や模様として、あるいは形状を生かした物体として、色々な使われ方がされています(『火ノ丸相撲』では、両さんごと登場しています)。連載作品のみでなく、ジャンプ金未来杯のエントリー読切作品にも両さんのマユゲが登場しています。

『ONE PIECE』は扉絵で両津勘吉(両さん)の手配書にルフィとゾロが両さんのマユゲを筆で描いています。最初、海軍のマークを描いているのかと、ついに両さんも海軍に捕まったのかと思ったのですが、手配書の懸賞金額「……0000965,011」を考えると・・・これも数字の「3」だと思われます。数字の「3」と読むには扉絵を上下逆さにするわけですが、そうすると懸賞金額の「965,011」の部分は「110'596」となります。「110」は110番=警察、「596」に両さんのマユゲ「3」を付けて「5963(ごくろうさん=ご苦労さん)」を意味しているわけです。チョッパーとブルックは警察式の敬礼(※海軍式でない)をして、両さんを見送っているのでしょうか。

『ONE PIECE』のように毎回扉絵がある漫画はいくらでもやりようがあるわけですが、そうではない漫画では両さんのマユゲをどこかに描くというのは、漫画の邪魔になってはいけないので、なかなか難しい作業と予想されます。そんな中、『トリコ』の両さんマユゲの描き方は異彩を放っています。こちらのシーンです↓(ギャグではなくシリアスなシーンなのですが・・・)


何かを飲まされたトリコは急に体中から毛が生えて、、そして抜けていき・・・




ファッサ〜〜wwwwww



これwwww最終的には毛が全部抜け落ちるので、マユゲの毛根だけ異常に強かったのでしょうか。そもそも、トリコはそんなマユゲじゃないので随分思い切った描き方をしたなと。繰り返しますが、シリアスなシーンなので、恐ろしくシュールですw こんな思い切ったことができるのも、『こち亀』がそれだけ偉大だったということで。。週刊誌で40年間連載、休載は一度も無し、スゴ過ぎました。

ちなみに、『こち亀』の最終話は30周年記念号の時と同じく、40周年を祝うパーティーをキャラクター達が行うというもので、40周年を祝うと同時に読者にありがとうを伝えてグランドフィナーレを迎えるというものでした。『こち亀』で実験的な漫画を数々描いてきた秋本治先生ですが、最終回のポイントは最終話掲載号と同時発売になったJC200巻の最終話と”同時中継”というコンセプトであり、オチはそれぞれ違うということです。


上の画像はこち亀公式サイトから(笑)。ジャンプ最終話のラストページには担当編集が載せたと思われる「40年間ご愛読ありがとうございました」という言葉があるのですが、ジャンプで40年間『こち亀』を読み続けた読者は希有でしょうね・。・


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