第843話　「ヴィンスモーク・サンジ」
第844話　「ルフィVSサンジ」

TOPICS
・３−１将星
・天候を従える女
・鏡の世界から
・仮面のサンジ

・３−１将星
ヴィンスモーク家との結婚式を明日に控え、本日は結納の日。ホールケーキ城(シャトー)にて、まず両家族の顔合わせが行なわれるそうで、３将星のカタクリとスムージーが入城した模様。３将星のクラッカーも遅れて到着しましたが、意識を失った状態でビッグ・マムの息子たちに発見されます。ルフィに敗れて、誘惑の森からスイートシティの城まで吹っ飛ばされて来たのでした。

843話
なお今回、829話に登場していた息子たちの役職と名前が明らかになっています。

シャーロット家5男　生クリーム大臣　オペラ
シャーロット家18女　バター大臣　ガレット
シャーロット家19男　チーズ大臣　モンドール

乳製品トリオですね。


・天候を従える女
「将星」は以前は「４将星」で、一人はウルージによって倒され「３将星」になったとのことでした（836話）。落ちた将星はスナック。パウンドの話によると、スナックが討たれた時、怒ったビッグ・マムが嵐を呼び、瞬く間に敵船を海に沈めたとの噂です。

843話

ウソか真か、ビッグ・マムは左手に「雷雲」”ゼウス”、右手に「太陽」”プロメテウス”を従えて、天候を操ることが出来るのだとか。”ソルソルの実”の能力で雷雲と太陽に魂(ソウル)を与えて、従えているということでしょうか。太陽にどうやってソウルを与えることが出来るんだって思いますが、ビッグ・マムの能力で擬人化したような太陽が既に登場しているため、その点はあまり深く考えなくてもいいのかもしれません。

ただし、ワンピースの世界も太陽は1つでしょうし、太陽との距離感からしても、おかしなことだらけですから、”ソルソルの実”のまだ明らかになっていない能力が関与しているのか、あるいは息子たちの能力とのコンビネーションによるものなのかもしれません。

827話
追記）829話でビッグ・マムが癇癪を起こした際、モスカートを前にパンチを繰り出していますが、よく見ると、炎と電気を纏っている様な描写（地面が燃え、バリバリと空気が鳴る）がありました。（追記終）


・鏡の世界から
843話
836話でチョッパーが鏡の中からルフィに話した内容は未だ不明ですが、本話でナミが鏡の破片でチョッパーと会話している様子から、838・839話考察で言及したように、やはり「（目の前にある）鏡を拾って持っていてくれ」という旨だったと予想されます。

836話

なお、ナミがローラから貰ったビッグ・マムのビブルカードについてですが、ビブルカードがホーミーズにとって絶対的な力を持っていることから、現在は息子たちでもビッグ・マムのビブルカードを持つことは禁じられているそうです。ローラは禁令が出る前に家出したために、ビッグ・マムのビブルカードを持っていたというわけです。


・仮面のサンジ
サンジの入城を阻止するべく城に向っていたルフィとナミは、運良くホールケーキ城に向うヴィンスモーク家の一団に遭遇。その中にサンジを発見したルフィは、すぐさまサンジのもとに飛込むのでしたが・・・、ルフィに向けられたのは人が変わったようなサンジの拒絶と侮蔑だったのでした。

843話

島から出れば両腕が吹き飛ぶブレスレットと、従わなければ恩人ゼフが命を狙われることを危惧して、サンジは”ヴィンスモーク家のサンジ”に徹することを決意したようです。この後、一歩も引かないルフィに対して、ナミがドン引く程のサンジによる一方的な蹴撃が行なわれます。ナミがサンジに失望する一方、ルフィはサンジがウソをついていると信じて疑わず、「おれはここで待ってるからな!!!」と宣言。ルフィの決死の宣言に、決意が早速揺さぶられまくりのサンジなのでした（844話）。