1997年の週刊少年ジャンプ34号から連載を開始した『ONE PIECE』が2017年に連載20周年を迎えます。その20周年イヤーを彩るべく企画は色々準備されているようで楽しみなわけでして、雑誌ゆえに一足早く2017年に突入している週刊少年ジャンプ2017年号においては『ONE PIECE』な装いになっています。
【WJ2016年52号】
今年のジャンプは連載40周年を迎えて終了した『こち亀』仕様でしたが、来年からは『ONE PIECE』連載20周年を迎えることを記念した描き下ろしポスターが付属。『こち亀』から『ONE PIECE』へのバトンタッチが両さんとルフィの敬礼で表されています。
例によって『こち亀』に敬意を表してか、ルフィの敬礼も”警察式”のものになっています。
【WJ2017年1号】
【WJ2017年2・3合併号/4・5合併号】
新年2・3合併号と4・5合併号はルフィを中心につながる表紙となっており、2・3合併号では連載漫画の主人公らが麦わらの一味に扮した姿が描かれ、本来の姿が描かれた4・5合併号と対になっています(『左門くんはサモナー』のみキャラクターが別々)。
ルフィの肌色が左右で異なるのは表紙のデザイナーもしくは印刷所のミスなのか、はたまた栄ちゃんが同じ絵一枚で2号分の表紙を飾るのを嫌ってルフィの左右を敢えて原稿2枚に分けて別々に色塗りをしたということも考えられなくもないかもしれません。
磯兵衛(『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』)のロビンと銀さん(『銀魂』)のロビンが異彩を放っています。妙に似合っている磯兵衛ロビンが平ら胸に対して、銀さんはベタにメロン入れてますね。というか、ロビンは女装用のキャラじゃないぞ、と(笑)。
2017年号のジャンプ背表紙は麦わら帽子、麦わらのドクロ、連載20周年ロゴ、波、舵輪をあしらい、原作の名場面で連載20年を振り返る仕様となっています。3号分でまだ”第1話”なのですが。
また、20周年イヤーを目前に
ONE PIECEスタッフのTwitter公式アカウントが開設されています。中の人は現・担当編集の杉田さんとメディア担当の井坂さんらしく、プロフィール欄には「週刊少年ジャンプ連載『ONE PIECE』の原作公式アカウントです。ジャンプ編集部の担当・杉田&井坂が多忙な尾田先生に代わってつぶやきます!
元旦に、注目!」とあります。
このアカウントは既存のジャンプ公式Twitterがリツイートしており、さらにジャンプ編集部が所有する過去の原稿などが投稿されているため、間違いなく”本物”です。希望的な予想としては、
元旦にこのアカウントが栄ちゃん本人のTwitter公式アカウントに化けるサプライズがあるのではと期待しています。このご時世、20周年イヤーの期間限定なら無くはない話です。最低でも、元旦に描き下ろしイラストは投稿されるはずですので要注目です。