象主とモモの助 ★★★ 物語の核心に迫るもの・最終章で回収されるもの |
「ゾウ」の台地である千年生きた象、象主(ズニーシャ)。ルフィとモモの助、かつてはロジャーと おでん にその声が聞こえたという。ジャックの襲撃の際、彼らのうちモモの助が初めて?象主と意思疎通することが出来た。 象主: 「苦しい!!私が倒れたら…!!お前達も危ない……!!」 「私は大昔に罪を犯し…ただ歩く事しか許されていないのだ」 「命令に従い続けている…だから一度だけ許可をくれ…!!!」 「命じてくれ……「戦え」と!!!」 モモの助:負けるなゾウ!! 倒れてはならぬ!!! ジャックを追い払ってくれー!!! 象主:「承知した」(821話) |
予想:まず確認しておくのは、動物語(?)が分かるチョッパーにはズニーシャの声は聞こえていないことです。次に考えるのは心を読む力もある見聞色の覇気ですが、ルフィが見聞色の覇気を得意としているのならまだ分かりますが、そうでもないのにルフィとモモの助だけ特別だというのは合点がいきません。やはり、ズニーシャの声が聞こえるのは特別な力だということでしょう。また今回、上陸してからずっと聞こえている”くじらの声”について、モモの助は「今までで一番大きい”声”でござる」と言っており、だからこそ今回、ルフィにもズニーシャの声が初めて聞こえたのでしょう。すなわち、ズニーシャの声を聞く力はルフィよりモモの助の方が優れているようです。 そしてこの件で思い起こされるのは、海王類にまつわるルフィとしらほしの関係です。リュウグウ王国ネプチューン家の言い伝えによると、唯一、海王類と話す事が出来るという伝説の人魚は数百年に一度、海王類の王として生まれてくるとのこと。それが、しらほし であり、古代兵器ポセイドンであることが判明しています。海王類の声はロジャーやルフィにも聞こえていますが、会話はできていません。海王類にまつわるルフィとしらほしの関係、象主にまつわるルフィとモモの助の関係は同じように思えて仕方ありません。 つまり、モモの助はウラヌス?! ワンピースの最終章では海王類と象主と、あと謎のプルトンをルフィが引き連れてーーー??? |
追記)ワノ国近海に出現した象主(ズニーシャ)がモモの助に語りかける「お前の命令を待っている…!! お前と共に戦う為にやってきた!!」(1041話) |
世界の夜明け ★★★ 物語の核心に迫るもの・最終章で回収されるもの |
ネコマムシ:わしはネコマムシ!!! 世界の夜明けを待つ男!!! ペドロ:世界が待っているんだ…!!! あのお二方(イヌアラシとネコマムシ)だけは絶対に死なせてはいかんのだ…!!!(810話) |
予想:ネコマムシは「夜の王」であるのに世界の夜明けを待つとは不自然に聞こえます。また、ペドロの口振りから、世界の夜明けとは空白の百年うちにひっくり返った?世界を元に戻すことのようにも聞こえます。イヌアラシとネコマムシは何か重要な役割を持っているようですが、ロジャー海賊団がラフテルに到達した際には、(シャンクスやバギーと同様に)二人は同行していないようです。 |
追記)ペドロは昔、ネコマムシの役に立ちたくて、ポーネグリフを探す旅をしていた(830話) |
おでんの遺志 ★★☆ 今後の展開が気になるもの |
カイドウとワノ国の将軍に処刑された光月おでんが家臣の錦えもん達に遺した言葉は、たった一言。(819話) 「ワノ国を開国せよ」 それはつまり、ワノ国の「将軍」を討ち、閉ざされたワノ国を「開国」すること。なぜそのようなリスクのある命令を家臣達に言い残したのか。 |
ミンク族の真の力 ★★☆ 今後の展開が気になるもの 【回収済み】 |
ワンダ「今が月夜でなかった事に感謝しろ」(805話) ワンダ「今夜は満月だが雲に覆われていてよかった」(811話) イヌアラシ「奥の手もある」「次戦うならミンク族の”真の力”を見せてくれる」(819話) |
予想:ミンク族は夜の月が見えていると真の力を発揮するようです。 |
追記)ミンク族は満月の夜、満月を見つめると月の獅子(スーロン)に変身する(888話) |
モモの助の"あいまい"な記憶 ★★☆ 今後の展開が気になるもの 【回収済み】 |
モモの助の記憶には、8歳という年齢に合わないものがある。 「あんなに仲の良かった2人(イヌアラシとネコマムシ)がなぜさっきから殺し合いのようなケンカをするのでござる」(817話) 「せっしゃもロジャー達に会っておるが記おくはあいまいでござる わかかったゆえ」(820話) イヌアラシとネコマムシの二人は抗争状態で「ゾウ」に帰って以来、ワノ国に戻っていない様子(817話)。また、ペドロらの発言より、イヌアラシとネコマムシが抗争状態で「ゾウ」に帰ったのはキャロットが生まれる前、ペドロとワンダがまだ子供だった頃(819話)。おそらく、20年ぐらい前の出来事と思われる。そして、ロジャーがワノ国を訪れたのは少なくとも25年以上前。 ?年前-「ゾウ」から海に出る ※二人は大親友 ↓ ?年前- 光月おでんの従者として白ひげ海賊団の船に同乗(820話) ↓ ?年前- ロジャー海賊団にスカウトされた光月おでんに追従(820話) ↓ (28)-25年前- ロジャー海賊団の最後の航海に同行、ただしラフテルには同行せず ?年前- 長い旅の末、瀕死の状態で「ゾウ」に帰る(819話)※この時点で抗争状態 ↓ 数ヶ月前- 光月おでんが処刑される?(817話) ↓ 現在- 錦えもんら光月家の者達と再会 注目するのは、モモの助のこの年齢が合わない発言に対してウソップはツッコミを入れているが、周りの大人達(光月家の家臣達、イヌアラシとネコマムシを含む)は何の疑問も持っていない(820話)。さらに、イヌアラシとネコマムシはモモの助と面識がある様子である。(817話) |
予想: ・ワノ国の1年の日数は通常より長い(年齢の数え方が異なる)? ・ワノ国の民族は成長が遅い? |
追記)光月家が百獣海賊団に「亡霊」「悪霊一族」と呼ばれている(916話) 追記)光月家と家臣の墓にモモの助、錦えもん、カン十郎、雷ぞうの名前が・・・(918話) 追記)モモの助と錦えもん達はモモの助の母トキの”トキトキ”の能力によって20年前から現在にタイムスリップした!(919話・920話) 817話にてネコマムシがモモの助の様子を見て「まだ数ヶ月しか経っちょらんハズぜよ」と発言したのは、光月おでんの処刑からという意味で合っていたことになるが、それは20年前からタイムスリップして来たことを知っている上での発言だったことになる。 ?年前- イヌアラシとネコマムシが「ゾウ」から海に出る ※二人は大親友 ↓ ?年前- ワノ国「九里」の海岸に漂着、おでんに助けられる(920話) ↓ ?年前- 光月おでん、従者のイヌアラシとネコマムシが白ひげ海賊団の船に乗る(820話) ↓ ?年前- 光月おでん、ロジャー海賊団にスカウトされる。イヌアラシとネコマムシが追従(820話) ↓ 26年前- ロジャー海賊団がゾウのロードポーネグリフに案内される(830話) ↓ 〜25年前- 光月おでん、ロジャー海賊団の最後の航海へ。イヌアラシとネコマムシはラフテルには同行せず(820話) ↓ 24年前- ロジャー処刑 ↓ 23年前- ワノ国で「海賊騒ぎ」(909話) ↓ 20数年前- 光月家がワノ国の治権を失う(914話) ↓ 20年前- ・光月おでんが処刑される(817話、920話)※二人がいがみ合うきっかけ ・逃走の途中、イヌアラシとネコマムシがオロチの手の者に捕まる(920話) ・火攻めを受けたおでん城の中で、モモの助らはトキの”トキトキ”の能力によって20年後にタイムスリップする(920話) ・九里のおでん城が無くなる(914話) ↓ 約20年前頃- イヌアラシとネコマムシが長い旅の末、瀕死の状態で「ゾウ」に帰る(820話)※この時点で抗争状態 ↓ 現在- 百獣海賊団が光月家を悪の一族と呼んでいる(911話) |
革命軍の行方 ★★☆ 今後の展開が気になるもの 【回収済み】 |
黒ひげ海賊団によって革命軍総本部バルティゴが壊滅。しかし、新聞記事では死傷者の情報なし。(824話) |
予想:黒ひげ海賊団が革命軍を狙ったのは、大量の武器が手に入ることの他、バージェスの個人的な恨み(サボのメラメラの実)が大きいと考えられますが、ペドロの推察では革命軍のドラゴンやサボが捕まったり死亡すれば、そちらの方が大きなニュースとなるはずで、そうでないので彼らの命は無事とのこと。 |
追記)革命軍の総本部がカマバッカ王国に移されたことが判明(904話) 黒ひげ海賊団が到着した時点でバルティゴ はもぬけの殻になっていた模様 |
沈潜のジャック ★★☆ 今後の展開が気になるもの【回収済み】 |
象主の鼻の一振りで壊滅したジャックの船団。しかし、海底には生きたまま沈んだジャックの姿が。(824話) |
予想:マスクが割れて露わになったジャックの口は魚人族のそれに似ています。ジャックは悪魔の実の呪いでカナヅチになった魚人族の可能性が高いです。 また、イヌアラシの推測ではジャック達はゾウに辿り着くためのビブルカードを所持しているようですので、再びゾウを襲撃しに来るかもしれません。 |
追記)ワノ国の博羅町にジャックが数日前に現れる(917話) |
ジャックはタマカイの魚人(ビブルカード〜ONE PIECE図鑑〜) |
あの日の言葉 ★☆☆ 小ネタ・回収される保証がないもの |
錦えもん:おぬしらが生きてここにおったとは驚いたぞ イヌアラシ:死に損なってな あの日の言葉を頼りにここで待てば ネコマムシ:ああ!! 必ずいつか ゆガラ達に会える思うとったぜよ!! (817話) |