エルサレムでコスプレイベント=日本大使「ワンピース」に扮し参加
エルサレムで12日、日本の漫画・アニメの普及を目的としたコスプレイベント「ハルコン」(春のコンベンションの略)が開かれた。
冨田浩司・駐イスラエル日本大使も人気アニメ「ONE PIECE(ワンピース)」の主人公ルフィに扮(ふん)した格好で登壇し、イスラエル人の若者らに「日本について学ぶ一番の方法は日本に行くことだ」と呼び掛けた。
イベントを主催したのはイスラエルの民間団体「AMAI」。2008年から毎年、仮装で祝うユダヤ教の祭典「プリム」の時期に合わせてこのイベントを開催してきたが、10回目の今回は初回の3倍以上の約3600人が参加した。
今年は日本から声優の古川登志夫さん夫妻が特別ゲストとして参加した。古川さんは、自身が声優を務めた人気アニメ「うる星やつら」の主人公の諸星あたるや、「ドラゴンボールZ」の登場キャラクターであるピッコロのせりふを生披露し、会場を沸かせた。
(時事通信)
<イスラエル>コスプレ3500人…大使も「ルフィ」に
ユダヤ教の仮装祭り「プリム」に合わせた、日本アニメ・漫画ファンによる「HARUCON(春のコンベンション=催し)2017」が12日、エルサレム市内で開催され、約3500人が参加した。手作りコスチュームを競うファッションコンペには、冨田浩司・駐イスラエル日本大使が漫画キャラクターの衣装で登場。「コスプレ日本大使」に若者らは感激していた。
今年で10回目。特別ゲストには「うる星やつら」の「諸星あたる」役などで知られる声優の古川登志夫さんと、妻で「美少女戦士セーラームーン」の「大阪なる」役などで知られる声優、柿沼紫乃さんが招かれた。古川さんは「サブカルチャーは、国境も人種も一足飛びに超えて人々を結び付ける」と語った。
冨田氏は漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の主人公、モンキー・D・ルフィの衣装で登場。昨年はスーツ姿で参加し「大失敗した」(冨田氏)が、「次回はコスプレで」との「公約」を果たした。参加したタル・アフェックさん(20)は「大使に感激した。日本に行ってみたい」と話した。
(毎日新聞)