日本郵船に初の女性船長 132年の歴史で初
日本郵船は3日、132年の歴史で初めて女性社員を船長に昇格させたと発表した。商船三井では昨年、川崎汽船では2年前に船長職の女性が誕生。「男の職場」のイメージが強かった船の世界でも女性進出が本格化した。
1日付で船長に昇格した小西智子さん(33)は、鳥羽商船高等専門学校(三重県)を卒業後、2004年に同社に初の女性海上職として採用された。現在は1等航海士として航海中で、船長としての初仕事は今後の航海になる。
海上職志望の女性は「人気漫画ワンピースの影響もあって増えつつある」(業界関係者)といい、日本郵船では海上職約560人のうち14人が女性だ。
(朝日新聞デジタル)