・ルフィ登場
いよいよ始まったサンジの結婚式。誓いのキスで、サンジがプリンのベール上げた時に、プリンは第3の目を露わにすることでサンジを怯ませ射殺する、それがヴィンスモーク家暗殺の合図でしたが・・・
プリンの第3の目についてはサンジは既に遠目から知っていることもあり、怯むこともなく、寧ろ間近で見る第3の目に思わず魅了されてしまうのでした。サンジの予想外のリアクションにプリンは衝撃を受けたようで、ポロポロと涙を流し、作戦を実行できずにその場にうずくまってしまいます。
と言うのも、三つ目族のハーフとして生まれたプリンは、子供の頃に第3の目が原因で周囲から忌み嫌われていた過去があるようです。今や第3の目の”開眼”を待ち遠しく思っているビッグ・マムも例外ではなく、第3の目を初めは気味悪がっており、普段プリンが前髪で第3の目を隠しているのはビッグ・マムの指示が元だったようです。そのような体験から、プリンは自身を醜い三つ目を持つ化物と開き直ることでコンプレックスを克服したものの、それが原因で随分と性格が歪んでしまったようです。
サンジの「なんて美しい瞳だ…」なんて、正直安い台詞で、プリン自身も第3の目を美しいなんて言うことはふざけていると思ってはいるものの、自分が騙していて、愚直だと思っているサンジの正直な気持ちだと汲んでか、その台詞がプリンの心にぐっと響いたようです。
ハンコックのように今度はプリンがサンジにメロメロになってしまうのでしょうか。真性ツンデレキャラ、ここに爆誕?!
・ルフィ登場
プリンが作戦の合図(銃撃)を出さないために、ビッグ・マムは神父が代わりにサンジを撃つように指示して作戦を強行。しかし、少し先の未来が見える
カタクリが、サンジに銃弾を避けられてしまう未来を察知して、これにカットイン。自らジェリービーンズをサンジに撃ち込むも、サンジに避けられ、結果として神父に命中。
タイミングよく神父が銃の引き金を引いたことで、神父が銃撃を受けたかのような状況となり、ヴィンスモーク家暗殺作戦待ちのはビッグ・マム海賊団らは困惑。一方、ヴィンスモーク家救出作戦の先陣を切るルフィはプリンの銃声の合図で登場する算段で、結果的に神父が撃った銃声を合図に会場に登場するのでした。
これが例のルフィが考えた
面白い登場。
鏡はファイアタンク海賊団が仕掛けたのでしょうか。ルフィ(複数名)がミロワールドからウエディングケーキをぶち破って飛び出し、これにはビッグ・マムもビックリ。おそらく上のコマの真ん中が本物のルフィで、それ以外はブリュレの能力でルフィが投影された動物達だと思われます。ジンベエやナミ達はおそらくまだミロワールドで待機しているのでしょう。ルフィがマザー・カルメルの写真を真っ二つにして、ビッグ・マムが発作を起こした時がチャンスです。
話タイトルになっている「頭脳派」の将星
カタクリが、少し先の未来を把握していながら頭脳派じゃない派のルフィと演技派(笑
※前回話タイトル)のサンジにかき乱され、結局対処できないというのが今回のエピソードのミソにもなっているわけですが、ここでちょっと注目なのはカタクリがサンジにジェリービーンズを撃ったシーンです。
カタクリは見聞色の覇気を鍛えすぎて
少し先の未来が見えるという才能を持っており、このシーンでは神父が撃った銃弾をサンジに避けられるという「少し先の未来」を見たために、カタクリ自らジェリービーンズをサンジに撃ったわけですが、ジェリービーンズをサンジに避けられた後にカタクリは「避けたか!!」と発言しているではないですか。つまり、このことから「少し先の未来」にカタクリが干渉した結果の「少し先の未来」をカタクリは見ることが出来ないと分かります。もう少し解釈を変えれば、
カタクリ自身が行動することに対しての「少し先の未来」は見えないのかもしれません。となると、戦闘においては「少し先の未来」が見えることは有効ではないと考えられます。