■ ONE PIECE 総集編 THE 21st LOG "2 YEARS LATER"
発売日:2017年6月23日
発売元:集英社
著者:尾田栄一郎
価格:本体745円
週刊少年ジャンプ本誌のサイズで当時のカラーページも再現した『ONE PIECE』総集編・LOGシリーズの刊行が再開。21th〜28thまで8ヵ月連続で刊行されるとのことです。連続刊行第1弾として発売された21thには新世界編開幕の598話から魚人島編中盤の627話までの30話分を収録!分厚いですw
連載20周年記念刊行でもあるためか企画ページはいつもより多めで、今回の巻頭には
栄ちゃん描き下ろしの「連載ってワンダーランド」が収録されています。ONE PIECE.comで不定期連載されている落書きと同じ様式のもので、少し違うのはお題である質問に答える内容となっています。
嬉しいことにお題は「予想以上に活躍したキャラクター
①」とナンバリングされており、この企画は8ヵ月連続刊行にて連載されるものと予想されます。お題に沿って今回は王女という設定が元々にビビになかったというエピソードが語られていますが、これは既に明かされていた話です。
使い道に困る、特典にありがちなコミックスオリジナルカバーは置いといて、今回初めて特典についた
LOGシェルフマーカーなるものは本屋の棚でよく見かける本と本の間に差し込んで使うマーカーでして、『ONE PIECE』本編の内容ごとに巻を分けることができます。まぁ、背表紙の絵を見れば何編かすぐ分かるものですが、本棚に置いてみるとなかなか良い感じです。
このシェルフマーカーは8ヵ月連続刊行で毎回2枚ずつ付属するということです。シェルフマーカーの左側面には「○○○編」とあり、反対の右側面にはそのイニシャルのアルファベットがデザインされているのですが、今回いきなり「ROMANCE DAWN編」と「RED LINE編」の「R」被りとなっており、機能性に問題があるデザインということが露呈しています…。両面「○○○編」のデザインで良かったと思うのですが、まぁまぁまぁ。。
あと、本編と本編の間にある「バルトクラブのゴーイングルフィセンパイ号の甲板から」は22th以降もしばらく続けて欲しいですね。基本的には
直前の本編の内容を受けてバルトロメオがリアクションする構成になっていて面白いです。他は集英社の広告だったり「つぶやき海賊団」なる広告企画が差し込まれているのですが、全部このバルトクラブの企画でいいぐらいです。