・エルバフの槍
874話
食い損ねたウェディングケーキ(チョコレートシフォンケーキ)の食いわずらい発動中のビッグ・マムが、エルバフに伝わる”
覇国”によく似た”
威国”という剣技を使っていました。ドリーとブロギーの”覇国”を見たことがあるルフィは巨人族の技に似ている技をビッグ・マムが使っていることに疑問を持っている様子です。
ビッグ・マムは幼少期の一時、エルバフで暮らしたわけですけども、剣技を習っていた様子は回想では描かれていませんし、おそらく習っていません。その後、ビッグ・マムは全巨人族から忌み嫌われる存在になったために、巨人族との交流はないはずですから、確かにビッグ・マムがどうやってこの技を会得したのか疑問です。やはり、モリアの影の力がそうであったように、”ソルソルの実”でソウルを奪うと、元の魂の持ち主のスキルも会得できるのでしょうか。密かにエルバフの戦士が犠牲になっているのかもしれません。
・系ではない自然
875話
プロメテウスはビッグ・マムの魂が分け与えられた炎(大火事?)なので、元より実体はなく、能力者の実体を捉える武装色の覇気は通じないみたいです。”自然系(ロギア)”よりも厄介とも思えますが、炎そのものであるため、
水にはとことん弱いようです。
じゃあ、ビッグ・マムの魂を分け与えられた雲の
ゼウスは何に弱いのだろうかと考えるわけですが、劇中ではゼウスを倒すのではなく、ナミが利用していました。ゼウスは圧縮された雲みたいなものなのでしょうから、天候の科学と相性が良いのですね。
875話
”天候の卵(ウェザーエッグ)”を食べるゼウスが巨大な雷雲に成長。
875話
〝ゼウス ブリーズ テンポ〟
875話
この技の元は”天候の卵”から作られる”
サンダーブリード=テンポ”で、ゼウスの雲を利用していることから、ゼウスによって作られた天候という意味で「Zeus breeds tempo(直訳:ゼウスが天候(※tempoはイタリア語)を生む)」という具合です。
・プリン、大いにデレる。
873話
お題のお菓子を用意しなければ止まらないビッグマムの食いわずらい。ビッグ・マムの注意は一時的に麦わらの一味に向ったものの、今回のお題になった「ウェディングケーキ」を早急に作らなければ、島ごと壊滅の危機に瀕しているシャーロット家の人々。そんな中、国と家族を守るため、お題のケーキを作ってみせると名乗りを挙げたのが
プリンでしたが、その真の目的は案の定…
サンジなのでした。
874話
875話
プリン、デレる。
876話
三つ目もハートに(笑)。
シフォンはローラの恩人である麦わらの一味を助けるため、自らの意志でプリンのケーキ作りを手伝うことに決めています。
876話
876話
876話
サンジの前では緊張して真意に反して”悪い方”で振る舞ってしまうプリン。
シフォン:ちょっと待って違うの!! 黒足のサンジ!!
あんたお菓子作りも得意だってプリンが言ってた
サンジ:ああ料理に関しちゃ全て一流だ!!
シフォン:OK!! じゃあケーキ作りを手伝って!!
唯一ママを止められるケーキを作って…!!
あんた達を逃がしてあげる!!!
ナミ:シフォン……!!
シフォン:ローラの件の恩返し!! やるからには命懸けよ!!
プリン:フン!! 結果そうなるかもね…!!
私は違う!! あんた達の為じゃない!!
偶然作って食べようと思ったケーキがママの欲するケーキで!!
ぐ…ぐぐ偶然ここを通りかかったらあんた達がいただけ
876話
出たーw「〜じゃないんだからね!!!」典型的なフレーズ出たー!w
そして、頬赤らめとるーw
876話
サンジも引く程の感情の裏返し。
876話
かくかくしかじかで、プリン、シフォン、サンジの3人はビッグ・マムを満足させるケーキを作るべく、材料があるカカオ島ショコラタウンに向うのでした。
恋路がほとんど描かれない代わりに、『ONE PIECE』は追っかけ女房的なキャラが多いですね。ハンコック、ベビー5、プリンと。それも手っ取り早く電撃的に恋に落ちるパターンです。プリンがもしサンジに付いて来ようものなら、ビッグ・マム曰く”
万物の声”の力に類する三つ目族の”
第三の目”の力(
852話)が役立つことがあるのかもしれません。さらに、真の力の覚醒という意味での”第三の目”の”開眼”には、恋愛感情が必要とかだったり?