人気漫画 仲間の像も設置へ
熊本地震からの復興を後押ししようと、熊本県は地元出身の漫画家、尾田栄一郎さんの人気作品「ONEPIECE」の主人公の像を近く、県庁に設置しますが、新たに、主人公の仲間8人の像も県内各地に設置する方針で、18日、各市町村の担当者が集まって意見交換会が開かれました。
県庁で18日行われた意見交換会には、県内30市町村の担当者が参加しました。
はじめに、県の担当者が県庁前に設置を予定している人気漫画「ONEPIECE」の主人公「ルフィ」の像が、来月30日にお披露目されることを説明しました。
そのうえで、復興をさらに後押しするため、新たに「麦わらの一味」と呼ばれるルフィの仲間8人の像を、県内各地に設置する計画を示しました。
設置の条件としては、像の設置と復興との関わりが明確であることや十分な防犯対策がとられていること、さらに、有効活用するための具体的なプランがあることなどがあげられています。
県では今後、希望する市町村から要望を聞いたうえで、設置場所について検討を進めるということです。
熊本県の和田大志参事は、「市町村からの反応が予想以上にあり驚いています。像を使って復興を後押ししていきたい」と話していました。
参加した益城町の担当者は「復興のシンボルとしてぜひ町に設置してほしいです」と話していました。
(NHK 熊本 NEWS WEB)
ワンピース〝麦わらの一味〟像設置で熊本県と市町村が意見交換
熊本県は人気漫画『ONE PIECE』のキャラクター像を熊本地震の被災市町村に設置する計画ですが18日、県庁で意見交換会を開催しました。蒲島知事は主人公・ルフィの銅像の設置場所について「県民の皆さまをお迎えできるよう、県庁プロムナードにバス停のある南側を向いて設置する」と明らかにしました。今月末から工事が始まり、除幕式と一般公開スタートは11月30日の予定です。益城町や西原村など30市町村の担当者が参加した意見交換会で県は『麦わらの一味』の像の設置目的について『熊本地震からの復興』で復興につながる「ストーリー」、設置場所の「セキュリティー」、設置後の「活用策」の3点を重視すると説明。各市町村に「被災地の復興についての困りごとを『麦わらの一味』がそれぞれの特技や特徴を生かして手助けにやってくるといったストーリーを作り、11月30日までに県に提出してほしい」と要請しました。西原村の担当者は「西原村にも麦わらの一味の誰かが復興支援に来てほしい」湯前町の担当者は「直接被害という意味では弱い部分があるが、違う側面から知恵を出していきたい」と話していました。県は各市町村からの提案をベースに集英社と協議を行い設置案をまとめたいとしています。
(FNN NEWS テレビ熊本)