12月4日に発売された『ONE PIECE』91巻の表紙絵のラフを作成するタイムラプス動画がONE PIECE公式LINE及びTwitterで公開されています。
最近では、デジタル作画による落書きやデジタルコンテンツ向けのイラストが公開されていますが、栄ちゃんのインタビューでは『ONE PIECE』を連載している限りは原画はアナログで描き続けるという話です。今回公開されているものは表紙絵のラフで、おそらくこれを薄く印刷して出力するのか、トレースする形で下書きするのかして、下書きからアナログ作画に移行するものと思われます。
動画では表紙絵をデザインする模様がよく分かり、面白いです。コミックス表紙絵をデザインする上でサイズ変更等が自在なデジタル作画は非常に便利なように見えます。
アタリと取っているところ。
最初のデザイン。背後に狛ちよが描かれているのが分かります。
初期デザインのラフ。
ここでルフィが抜刀しているポーズに変更。
ラフが一旦完成しますが、ルフィが消されて・・・
再びルフィのポーズが変更。それに伴いサンジが被って消えてしまったので・・・
サンジがルフィの下に移動。
ここでゾロのポーズも変更。それに伴いフランキーとブルック、サンジが被ってしまったので
ゾロが頭があった所にサンジが移動&ポーズ変更。狛ちよがいた所にフランキーとブルックが移動&ポーズ変更して狛ちよ退場。ついでにウソップのポーズが変更となりデザインが決定しましたようです。
完成!