1日、ONE PIECE公式Instagramにて栄ちゃんの誕生日をお祝いして、『ONE PIECE』連載950回記念を祝して編集部から栄ちゃんに贈られた記念トロフィーが公開されています。というのも、このトロフィーがホールケーキアイランド編に出てきたウェディングケーキを模したものだからです。
週刊少年ジャンプでは連載50回ごとに編集部から漫画家に記念トロフィーが贈られるのは割と知られている話ですが、連載950回ともなると流石にトロフィーも立派なものです。
・・・というか、『ONE PIECE』は連載950回にはまだ到達していないわけですが(この点を指摘しているInstagram上のコメントは見当たりません)。
2019年1月現在でも連載話数は928話であり、この記念トロフィーの日付は平成30年(2018年)7月13日?です。このことから連載回数=連載話数を表していないことが分かります。そして、担当編集の投稿文によると「週刊少年ジャンプでは、年に1度、連載50回を重ねることに記念のトロフィーを送り、連載を表彰する」だそうで、なるほど、連載1周年で簡易的に50回とカウントするものと読み取れます。
しかし、そうなると『ONE PIECE』連載20周年の一昨年で連載回数は1000回に到達することになり、計算が合いません。
週刊少年ジャンプは年間大体52号まで発行され、うち4回程度(年末年始2回、ゴールデンウィーク1回、盆休み1回)合併号を含むため、正味の巻数は48冊程度です。「年に1度」とは投稿文の制約から端折って説明しているのでしょうか。しかし、年間48回と簡易的にカウントしても昨年の連載21周年の時点で連載回数は1000回に到達することになります。
そこでさらに休載を年間2-3回は編集部が想定している(3回×1週間=21日。週刊連載漫画家の有給的な?)と仮定して、
連載回数を年間45-6回でカウントしているとすると、ようやく昨年の連載21周年の時点で連載回数がおよそ950回となります。
この仮定が正しければ、連載が長く続けば続くほど、実際の連載話数と記念トロフィーの連載回数との間にあるズレが大きくなっていくわけです。ともかく今年中には連載1000回を祝した記念トロフィーが贈られることになりそうです。1000回ですからね。一体、どんなものが贈られるのか。きっと、公式Instagramで公開されることでしょうから、楽しみではあります。
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ONE PIECEスタッフ公式 Instagram(インスタグラム)始動