香港の販売業者が『ワンピース』のiPhoneアプリを無断で販売していることが判明した。著作権を有している集英社等の承諾を得ずに販売しているらしく、iPhoneアプリを販売しているアップル社は著作権のチェックをせずに販売していたと思われる。
このiPhoneアプリは2月2日午前1時現在もダウンロード購入が可能で、115円で販売されている。当編集部の記者も、海賊版とは知らずにダウンロードしていた……。けっこう多くの人が、海賊版とは知らずにダウンロードしている人がいると思われる。
しかし購入者のなかにも不審に思っている人たちが多くおり、「ワンピースだけに海賊版ってことはないよね?」や「法的に大丈夫なの?」、「版権的にアウトなんじゃ? ジャンプの表紙もあるし」、「許可されているんでしょうかね?」、「どうやら海賊版のようですね。ダウンしちゃったけど大丈夫かな?」、「法的にはまずそうですね。個人的には良かったんですが」などの意見が寄せられている。
産経ニュースもこの出来事を報じており、「出版元の集英社は明確な著作権侵害としてアップル社に削除を要請」と伝えている。アップル社は以前にも日本の歌手グループ『Perfume』の海賊版を販売してしまい、問題になったことがあった。
アップル社は権利者からの申し出によって対処するとしているらしいが、現在もダウンロード購入ができることから、こうしている今もダウンロードしている人がどんどん増えていると思われる。デキに関しては賛否両論あるが、「パズル多いし楽しい! 高画質で最高!」や「このアプリ自体は良アプリです!」、「尾田先生の絵が入っているのは嬉しい!」、「内容は凄くいいと思います。迷わず買いです」と絶賛している人もいる。
(ロケットニュース24)今、ネット上には漫画を不正にコピーしたものがあふれています。これらの「不正コピー」とアップはすべて、漫画家たちの気持ちに反しておこなわれたものです。そして、「この作品はこう読んでほしい」という作者の意図をも大きくねじ曲げています。「不正コピー」を作りネットにアップする行為は、たとえそれが気軽な気持ちでおこなわれたとしても、漫画家が心血を注いだ表現活動を傷つけることであり、また法に触れる行為でもあります。私たちは、こうした「不正コピー」を発見するつど、漫画家と話し合いながら、考えられるあらゆる策を講じてきました。しかし、心ない人たちはあまりに多く、残念ながらそのすべてには対応し切れてはいないのが現状です。読者の皆様にお願いです。ネット上にある「不正コピー」は、漫画文化、漫画家の権利、そして何より、漫画家の魂を深く傷つけるものです。それらはすべて法に触れる行為でもあるということを、今一度、ご理解ください。また漫画家の方々と集英社は今後も、ネット上のあらゆる「不正コピー」に対しては厳正に対処していきます。読者の皆様の変わらぬご支援をお願いいたします。
!( ゚∀゚;),ハッ