亀田和毅、松山英樹も指導のすご腕トレーナーと下半身の“働き方改革”特訓
プロボクシングの世界スーパーバンタム級暫定王者・亀田和毅(27)=協栄=が8日、プロ33戦無敗の正規王者レイ・バルガス(28)=メキシコ=との王座統一戦(7月中旬予定、米ロサンゼルス)に向けて、合宿地の和歌山・南紀白浜ゴルフ倶楽部などで特訓をスタート。午前中は走り込みを中心にした下半身の強化練習をみっちり行った。
「1ラウンドから12ラウンドの全ラウンドでマックスで戦える肉体作り」が合宿の目的で、この日からプロゴルファーの松山英樹(27)=LEXUS=ら多くのスポーツ選手の指導実績があり、業界では「鬼教官」と有名な秀島正芳トレーナー(37)が帯同した。元々のスタミナ自慢が「もうホンマに鬼っ!」と、もだえ苦しむほど、いじめ抜かれた。
(中略)
「拳1個分、伸びるパンチ」の習得も試みる。胸椎と肩甲骨まわりの筋肉を柔軟にすることによって「伸びるパンチ」が生まれるという理屈だ。身長171センチ、リーチ168センチの和毅に対しバルガスは177センチ、179センチ。サイズ差を埋めるための肉体改造を行う。練習を見守った父・史郎氏(53)は「和毅の腕が伸びるんか!? 『ONE PIECE』のルフィーやでぇ! ルフィーパンチやなっ!」とうなづいた。(後略)
(スポーツ報知)