フォークデュオ「ゆず」の
北川悠仁さんと栄ちゃんの対談が、北川さんが新人漫画家として手がけたコミックス『まいんち ゆずマン』(5月22日発売)に収録されています。
「ゆずマン」は同名の「ゆず」のメジャーデビューミニアルバム(1998年)のジャケットから登場している「ゆず」のマスコットキャラクターであり、「ゆずマン」を主人公にした四コマ漫画が昨年10月から集英社のウェブサイト「
よみタイ」にて、生みの親である北川さんの手により連載が始まったことが話題になっていました。今回のコミックスにはWEB連載の四コマ漫画と描き下ろし漫画に加えて、北川さんのインタビュー、秋本治先生との対談、コミックスのメイキング記事、そして栄ちゃんとの対談が収録されており、コミックスのおまけ企画としては実に豪華なものとなっています。
栄ちゃんとの対談では、「ゆずマン」の隠された宿命から人気連載マンガ家の悲しいエピソードが飛び出しました(笑)。
尾田:ところで、ゆずマンは人間なんですかね。〝ゆずマン〟っていう生物じゃなくて。ゆずのかぶり物、生まれた瞬間はかぶってないんですか?
北川:限りなく近いのは、キン肉マンのマスクですかね。
尾田:なるほど(笑)。よくわかりました。インディアンが精霊を背負うみたいなね。
北川:近いですね(笑)。
尾田:もう、ゆずとして生きるしかないんですね(笑)。
北川:そう言われると、なんだか急にもの悲しいですね(笑)。
尾田:僕は〝ONE PIECEマン〟かもしれません。ずーっと背負っているから(笑)。
北川:〝ONE PIECEマン〟のマスクは、脱げない(笑)?
尾田:脱げないんです(笑)。本当は僕、5年で〝ONE PIECEマン〟をやめる構想だったんです。でも終わらなかった。自分のせいなんですけど。最初から考えていた最終回は、今、想定しているものと一緒です。でも、思うようにそこまでたどり着かないんですよ。
北川:それは、いい意味でですか?
尾田:漫画の内容的にはいい意味ですけど、結果的にどうでしょう? 色んな人との約束を破ってますから(笑)。結婚したとき、奥さんに「10年で終わるから、世界旅行へ行こう」と約束しています。今、結婚15年目ですけど、「あれ?おかしいね」って(笑)。
北川:(笑)。「ルフィみたいな大冒険、私は全然してない!」って話ですよね(笑)。
尾田:予定通りにはいかないんですよ(笑)。描いてみて初めてわかるんですが、登場人物一人一人に人格があるから、ストーリーは都合よく進まないし、簡単に閉めることもできないんです。
対談の場では、ゆずマン化したルフィの特別イラスト(YUZU PIECE!?)も描かれたようです。
こちらは、ゆずを手にしたチョッパーのイラスト(ONE PIECEの「O」がゆず)が描かれた北川さん宛のサイン色紙。秋本治先生からも「ゆずマン」化した両さん(ゆず両さん)の特別イラストの他、北川さん宛で通常の両さんのイラストのサイン色紙が贈られたようです。
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