・乱闘騒ぎ
前回、ヤスこと、「白舞」の元大名・
霜月康イエがオロチの銃弾に倒れ、駆け寄った娘の
おトコは恨みを買っているオロチに見つかり、親子共にオロチに処刑されかけたところを飛び出して救ったのが
ゾロと
サンジでした。花の都では既に反逆者として顔が割れている二人の登場に、狂死郎、ドレーク、オロチお庭番衆が参戦し、フランキー、ブルック、ウソップ、ナミ、ロビンも二人に加勢して羅刹町は乱闘騒ぎになります。
福ロクジュ:ホーキンスの言う通り成程 ”海賊””麦わらの一味”か
誰でも構わぬ一人でもいい
捕えて拷問にかければ目的が知れる
康イエの娘のおトコをゾロとサンジが守ったのですから、大体察しがつきそうなものですが、福ロクジュのこの勘の鈍さはナチュラルなのでしょうか、それとも・・・。
牢屋敷の前では捕らえられたベポ、シャチ、ペンギンを助けに現れた
ローと、それを待ち構えていた因縁のある
ホーキンスが対峙します。ローは牢の中にベポが見当たらないことをホーキンスに尋ねますが、それはローの能力(シャンブルズにより容易に牢から救出できる)を考慮したホーキンスの対策でした。さらにホーキンスは”
ワラワラの実”の能力で現在、ベポ、シャチ、ペンギンの3人を体に宿していると言います。
つまり、ローがホーキンスを斬る為にはホーキンスの身代わりになるベポら3人分のライフを削る必要があるわけですが、それはローが3人を殺すことに等しいことです。3人を”ストローマン”の状態から解除する方法を探り出さないとまともに戦うことができません。ホーキンスの能力に人質を取られるとかなり厄介ですね。とは言っても、ローは能力で斬らずして”斬る”ことができるのでホーキンスを行動不能にすることは可能でしょう。
・鎌ぞうの正体
937話
オロチの刺客として、おトコの命を狙うもゾロに阻まれて失敗した
人斬り鎌ぞうは将軍の任務を果たせなかった罪で囚人採掘場に連行されて来ました。その道中、脱獄した
キッドも捕らえられ、鎌ぞうと共に連行されています。海楼石の錠を付けたままとはいえ、キッドがあっさり捕まってしまったのは不自然であり、その原因は 鎌ぞう でした。
キッド:お前よォ……自分の……その笑い方が嫌いで……
いつの頃からか……大笑いする事をやめたよな
鎌ぞう:ファーッ ファッ ファッファッ
キッド:その笑い方を笑った奴を皆……半殺しにしてた……
いつからかマスクで素顔を隠す様にもなった………
ーーなのにどうしちまったんだ!?
おれと離れた後カイドウに何をされた!?オロチか!?
みんなはどこへいった!?
鎌ぞう:ファッファッファッファッ
キッド:答えろよ!!!おい!!
キラー!!!
この展開を予想していた人がいたら敬服します。「ファッファッファッ」と笑う鎌ぞうことキラーはこの場面で涙を流しており、どうやら
SMILEの副作用を受けているようです。
キッドがカイドウと会敵して敗れた後、キラーやキッド海賊団の他の船員の姿が描かれることはなく、彼らがどこへ行ったかは確かに謎でした。能力者ではなかったキラーはカイドウにSMILEを食べさせられて”ハズレ”を引いたということでしょうか。キラーが鎌ぞうとしてオロチに従っていたのは、キッドが人質になっていたからと考えられます。
今回の鎌ぞうの正体については私でも結構ショックだったのですが、キッド海賊団のファンは卒倒してませんかね?w ちょっとだけ心配です(笑)。
・クイーンの能力
”おしるこ”を求めて移動していた
おリン(記憶喪失状態のビッグ・マム)が「兎丼」の囚人採掘場についに到着。鋼鉄の門を破壊して進み、あっという間にルフィとクイーンらがいる採掘場内部に侵入して来ました。なぜビッグ・マムがやって来たのか訳が分からない
クイーンでしたが、ビッグ・マムが自身の好物のおしるこを奪いに来たと知ると、怒りで我を失い、ついに”変形”します。
945話
百獣海賊団大看板のクイーンはやはり古代種のゾオン系能力者、
リュウリュウの実 古代種モデル・ブラキオサウルでした。ところが、記憶喪失状態で能力が使えない(?)ものの、ナチュラルに強いビッグ・マムは変身したクイーンを圧倒(笑)。片手でクイーンを捻り潰してしまいます。
おしるこに関しては、部下達が「ホントはもうないけどどうしよう」と心配しているように、ルフィらが夜中にほとんど食べてしまったため(941話)、ビッグ・マムは結局おしるこをたらふく食べることは出来ないはずです。つまり、ビッグ・マムの暴走は止まらず・・・。
予てから予想していたように、この辺りで
お玉の能力が威力を発揮するはず?です。