「コスプレ聖地は愛知」知事も市長もワンピースキャラに
漫画やゲームの登場人物に扮するコスプレの祭典「世界コスプレサミット」が、2日から名古屋市で開催される。世界各国から訪れたコスプレイヤーが1日、河村たかし市長を訪問。河村氏はコスプレ姿で対応し、「コスプレの聖地」として受け入れ環境の整備に力を入れる市の姿勢をアピールした。
70歳の河村氏は人気漫画ワンピースの登場人物「サンジ」に扮して登場。金髪に細身のスーツ姿で、普段よりも若返った雰囲気を演出した。東山動植物園で展示を目指す「コモドドラゴン」のぬいぐるみを小脇に抱え、「名古屋はナンバー1コスプレシティー。東京は忘れて」と英語で訴えた。
コスプレイヤーたちは同日午後、大村秀章知事も訪問した。大村氏はワンピースの「ロロノア・ゾロ」姿で剣を口にくわえ、キャラクターのポーズをまねる場面を演出。大村氏は「コスプレサミットの成功を願っている。また、日本や愛知の文化やグルメなども楽しんでください」と話した。
世界コスプレサミットは7月27日に東京で始まり、2日から名古屋市に舞台を移す。40の国・地域の代表がステージのパフォーマンスで世界一を競う「ワールドコスプレチャンピオンシップ」を3、4日に愛知芸術文化センター(東区)で開催する。
2日午後7時から名古屋・栄の地下街「セントラルパーク」で、4日午前10時から大須商店街で、コスプレ姿で練り歩くパレードを予定。メイン会場の栄のオアシス21では3、4日にコスプレイヤーのステージなどを無料で楽しめる(一部要チケット)。
(朝日新聞デジタル)