アニメ「ワンピース」(初回放送:1999年10月20日)の放送20周年となる10月20日の放送は、20周年記念企画として、『ONE PIECE』連載前の読切『ROMANCE DAWN(ロマンス ドーン)』がアニメ化されます。
20周年!特別編ロマンスドーン。祖父が海賊で将来はピースメインと呼ばれる海賊になるという夢を持つ少年、ルフィ。これはワンピースの原点となる物語である。
尾田栄一郎が描いたワンピースの原点
壮大なロマン
海の先にある大いなる夢
この海で一番自由な男、それこそが海賊王
もう一人のルフィの大いなる旅の始まり
10月20日(日) 9:30~10:00 放送
『ONE PIECE』の原点と言うと語弊があり、今回アニメ化されるのは週刊少年ジャンプ1996年41号に掲載(短編集『WANTED!』収録)された、”2つ目”の『ROMANCE DAWN』です。読切の『ROMANCE DAWN』には同タイトルの2つのバージョンがあり、”1つ目”は同年のジャンプ増刊SummerSpecialに掲載(『ONE PIECE RED』収録)されたもので、こちらは連載版の『ONE PIECE』とほぼ同じ設定のもので、時間軸的にもまさしく原点と言えます。一方、ジャンプ本誌デビューとなった”2つ目”の『ROMANCE DAWN』は、意図的にルフィの生い立ちの設定が変えられています。これは連載を見据えて、シャンクスとのエピソードを描く連載第1話の鮮度を保つ戦略だったわけです。
ちょっとしたパラレルワールドなので、ルフィの声優は変えても面白いかなと思っているのですが、予告編は田中真弓さんのままですね。番組情報では「解説放送あり」となっており、副音声による解説があるようです。
尾田栄一郎「(連載は)あと5年で終わりたい」「映画にコアな考察組がザワつく仕掛け」
田中真弓「最後まで絶対やりたい」山口由里子「ロビンは誰にも渡しません」チョー「骨になるまで演じます」尾田栄一郎「ト~ルネ~~ド~!」
TVアニメ「ワンピース」放送20周年、声優高齢化問題は考えない。