「BANPRESTO WORLD FIGURE COLOSSEUM 10th ANNIVERSARY」の公式サイトにて出場作品の彩色原型が公開になりました。審査員が決めるグランプリとは別の、ユーザーが決めるファンアワードの投票も開始されています（投票期間：12/21～1/12）。


VAROQ（日本）〜モンキー・D・ルフィ



このルフィ太郎の塗装はシンプルで控えめな印象です。サイズを除けば、従来の造形王のフィギュアと変わらない様な見た目となっており、出場作品の中ではルフィという題材も相まって地味な印象は否めません。

福家悠太（日本）〜製作キャラ：ロロノア・ゾロ〜




シャドウは程よく自然な感じに入っており、ルフィ太郎よりは派手な印象です。顔のシワには墨入れされていますが、漫画的な影を表現した”彫り”には墨入れはありません。脇下から横っ腹のあたりにかけて皮膚がたるんだ感じに見えるのが残念なところでしょうか。


山口範友樹（日本）〜製作キャラ：ポートガス・D・エース〜




シャドウで明暗を強調させた非常に派手な塗装になっています。小物を見ても細部に墨入れがされており、使い込んだ金属の燻んだ感じも再現されています。数珠型のアクセサリーとログポースはクリアパーツが採用されており、ログポースに針もちゃんと付いていますね。

今大会のレギュレーションは最上級ブランドの「SUPER MASTER STARS PIECE（SMSP）」シリーズの規格に準拠しているはずですが、実際のところ、この塗装はレギュレーションに適っているか気になるところです。それは商品化された際の再現度で分かるわけですが、とりあえず、ファンアワードはこのエースで文句ないでしょう。個人的にはやはり口元の表現が好きではありませんが。


GORAESH（韓国）〜モンキー・D・ルフィ



未塗装の原型の段階でも明らかでしたが、彩色されて粗い部分が目立ってしまった印象です。ルフィの体も筋肉というよりはセルライトのように見えてしまい印象が悪いです。着物もちゃんと洗っているのだろうかと思ってしまう様なパキパキでシワだらけな感じで、シワの造形が自然ではないです。こちらは間違いなく最下位でしょう〆


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