■ ONE PIECE MUUUSIC COVER ALBUM
2020年5月27日発売予定
レーベル:エイベックス・ピクチャーズ
価格:3,850円
【商品説明】
大ヒットアニメ「ONE PIECE」×大人気動画クリエイターのコラボ! 人気動画クリエイター陣によるTVアニメ主題歌カバーアルバム発売決定! プラットフォーマー「UUUM」に所属する人気動画クリエイター陣が、TVアニメ「ONE PIECE」の歴代主題歌をカバー! 参加アーティストは、HIKAKIN&SEIKIN、んだほ&ぺけたん from Fischer's 、TOSHIMITSUの3組が決定!
【予定収録曲】
CD 1枚
・ウィーアー! / HIKAKIN&SEIKIN
・ウィーゴー! /んだほ&ぺけたん from Fischer's
・ココロのちず/ TOSHIMITSU
and more...
※他、参加アーティストに関しては続報をお待ちください
う〜〜む……
もう既に散々言われているでしょうからノーコメントで流したいところですが…。
YouTuberとコラボを企画する企業はそのチャンネル登録者数だとかフォロワー数で見える影響力や集客力を欲しがっているわけですよね。非常に安直でありながら効果的な広告で、これについては芸能人と変わらないわけですが、YouTuberが芸能人やアイドルと違って特殊なのは、似たようなカテゴリーのYouTuberでもそのフォロワー以外の人はほとんど興味がないか認知すらしていないということです。だから、このアルバムに一切興味が湧かないです。
もう一点は、これが音楽アルバムだということです。歌手によるカバーアルバムならば、元々詳しくない歌手でも多少は興味が湧くものですが、「UUUM」所属のYouTuberは歌手じゃないですよね。今回みたいに音楽活動をする場合もあるのでしょうけど、それはYouTuberとしての人気があってからこそですよね。元々YouTuberで本格的なミュージシャンになった人は海外にいたりしますが。このアルバムを自発的に聴くことはないでしょうけど、有線などで偶然耳にすることがあれば不快でしょう(ぁ。これに関してはゲスト声優でタレントを起用することと同じようなことですが。
そして、こういった安直なマーケティングによって『ONE PIECE』のブランド力や作品のイメージが下げられているように感じてしまうのが哀しいところです。別に企業案件でYouTuberにYouTubeで宣伝をしてもらう分には一向に構わないんですよ。それが正しい企業のYouTuberの利用方法だと思うわけですが、コラボレーションとなってくると大多数の人にとって
「興味がない」あるいは
「不快」なことです。