LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 【最新話】 戦う音楽 【第980話】
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第980話「戦う音楽(ミュージック)」

TOPICS
・ベッジのオーマイファミリー
・戦う音楽


・ベッジのオーマイファミリー
万国(トットランド)を無事脱出したファイアタンク海賊団のその後が描かれている短期集中表紙連載「”ギャング”ベッジのオーマイファミリー」。前回(Vol.26)はグリーンビット沖にパウンド(らしき人物)が漂流している場面の描写がありましたが、Vol.27では場面はドレスローザのファイアタンク海賊団に戻り、案の定、ローラゴッティにプロポーズするという展開になっています。

ローラ「あんた好きよ!!! 結婚してっ!!!」

ゴッティは女将のシフォンにそっくりなローラに告白されて困惑しているものの、満更でもない様子です。普通に考えたら組織の風紀が乱れそうなものですが、ついにローラ結婚でしょうか。



・戦う音楽
鬼ヶ島の裏口を目指して島の左右に分かれた侍達に対して、正面から潜入したルフィが「おしるこ」をきっかけに早速、喧嘩を仕掛けています。ルフィを追いかけてきたゾロはルフィを咎めるものの、ルフィの言い分を聞き入れてキレてしまい、その様子を側から見ているキッド達が「謎の地雷!!!」と突っ込んでいる様には思わず笑ってしまいました。

ゾロはキレる以前に天然で派手に暴れており、変装は意味なく、顔を知るアプーによってルフィとゾロの正体がバレてしまいます。そこはクイーンが仕切る宴の場で、兎丼の囚人採掘場に捕まっていたはずルフィがここにいるということは、兎丼を管轄するクイーンの責任問題であることをアプーは指摘し、二人を捕まえた際の報酬を要求します。囚人採掘場を任せていた看守長のババヌキからは異常なしと報告を受けていたたため、クイーンはババヌキがルフィの脱獄を隠して虚偽の報告をしていたと受け取ったのでしょうか(ババヌキはお玉の能力に陥落している)。クイーンは「今ちょうど消してェ奴がいるんだよ」と、報酬として自ら飛び六胞の一人を消して、その椅子を1つ空けること、つまり飛び六胞の地位を与えることを現場にいる百獣海賊団の連中に約束します。「今ちょうど消したい奴」というのはババヌキのことでしょうから、八つ当たりで消される飛び六胞の一人は完全にとばっちりですね(笑)。

結果、飛び六胞を座を狙うギフターズ(SMILE)や真打ちにルフィとゾロは狙われることになるわけですが、百獣海賊団のメンツは本当にバラエティに富んでいますね。下のコマに写っている奴らだけでも、そのカオスさが分かるかと思います。



でっかいチュッパチャップスの様な武器を持っている奴(右)もいますし、体がどうつながっているか分からないゴリラのSMILEの女(左)もいますし、頭にゼンマイネジが付いているよく分からない二人組もいますね。とにかく数が多いので面倒な上に、遠距離攻撃を得意とするアプーが参戦したことで非常に厄介な状況になります。



アプーは体を楽器に変形することができる超人系能力者(パラミシア)で、歯は鍵盤、顎はシンバル、左手はラッパ、胸はドラム、そして右手は弦になるみたいです。それだけだと、ただのビックリ人間なわけですが、アプーの能力の真髄はどういう仕組みなのか”楽器の音”で攻撃することができることです。シャボンディ諸島では黄猿に対して斬撃の”斬(シャーン)”と爆撃の”爆(ドーン)”を放ち、黄猿は自然系能力者(ロギア)なのでノーダメージでしたが、体はバラバラになっていました。”殴(ボン)”は打撃のようです。

”斬(シャーン)”の攻撃を受けたゾロは斬撃の軌道がさっぱり見えなかったと感じていることからも、アプーから攻撃が飛んでいるわけではなく、しかも無差別攻撃ではなく攻撃対象にピンポイントで攻撃が発生しているように見えます。悪魔の実の能力に理屈を求めても仕方ないわけですが、音には「共振」という現象があって、これに近い原理なのではないかなと思って見ています。共振を利用したものに、ワイングラスを声で割る技がよく知られています。共振は物体に特有の振動(音波など)を与えると、振幅が増幅する現象で、それによって大きく振動するため、物によっては壊れるわけです。人間に固有振動数があるのかは知りませんが、あるとすれば、体格や体脂肪、筋肉量、骨量など人それぞれ違うので、その人に特有の固有振動数があるのでしょう。アプーの能力はそれを利用して、攻撃対象に特有の振動数の音波を発することで、ピンポイント攻撃を仕掛けているのかもしれません

「重低音くらってみろ」というアプーの発言からは更なる強力な攻撃の素振りがあり、言葉の通りであれば音程で攻撃の強さが変化する模様です。しかし、音程が変わると振動数も変わってしまうのですよね…。アプーの能力の理屈は置いといて、遠距離において非常に厄介な能力であることには違いありません。一方、近接戦はどうかというと、乱入してきたキッドの攻撃を思いっきり受けています。



キッドの能力で巨大化した右腕での攻撃は”磁気(パンク)弦(ギブソン)”と言うみたいです。「弦」と書いて「ギブソン」と読ませてますが、これはギターで有名な楽器メーカーのギブソンのことですよね。ルフィとゾロを囮に、キッド達は混乱の中で宴会会場を難なく抜けられたはずですが、キッドは元からカイドウの手下だったアプーにはめられた経緯があったために、アプーを無視できず、間接的にルフィとゾロに加勢した形になっています。

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無題
ななし
アプー、初見殺しで強いですね
音が届く範囲なら攻撃できるんでしょうか
体が直接爆発するなら、見聞色で未来を見ても避けようがないですね
2020/05/30(Sat)18:22:58
無題
名も無き島民
ババヌキとは関係なく、消したい飛び六胞は、反目してるっぽいフーズ・フーやササキあたりでは?
2020/05/31(Sun)10:54:35
Re:無題
シャボンディ島民
そう読み取ることも出来ると思います。ただしその場合、「消したい奴」となると単純にフーズ・フーやササキではない気がします。なぜなら、百獣海賊団には上の座を実力で奪い取るチャンスがあり、クイーンとしては彼らが「挑戦権」を得て自身を指名した際に叩きのめせばいいわけですから。百獣海賊団は実力主義のようなので、実際、ジャックとキングはいつでも「挑戦」を受けて立つというような態度でした。

クイーンと他の飛び六胞との関係性は不明ですが、ドレークが可能性として考えられます。クイーンがドレークの何らかの不審な情報を握っているとかです。ただし、クイーンがドレークの処刑を独断でやるか、「消したい奴」と表現するかというと微妙で、クイーン自身、「今日は楽しい金色神楽」と無礼講的な発言をした直後に「今ちょうど消したい奴がいる」といって、それが具体的にクイーンが気に入らない飛び六胞の一人を指しているとすると文脈は不自然に感じます。

憂さ晴らしで「今ちょうど消したい奴がいる」→報酬を用意しなければいけない→飛び六胞を誰か一人消す、と解釈しました。それが挑戦してくるフーズ・フーあるいはササキになる可能性はありますが。
2020/05/31(Sun) 12:39
無題
てれさ URL
ゴリラのSMILEは、ゴリラの体に上半身が埋まってるみたいですね。腕も埋まってるのでぱっと見でどう繋がってるのか確かによく分かんなかったですw
2020/06/05(Fri)19:23:24
無題
てれさ URL
埋まってるの下半身でした
2020/06/05(Fri)19:24:17
無題
Yd
アプーの攻撃が共振によるものだとすると覇気でも避けようがないので手強いですね……とも思ったのですが、目には目を、音には音をってことでブラックの音楽で対抗できそうな気もしますがどうでしょう?
2020/06/06(Sat)20:27:01
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