「ONE PIECE magazine」の最新号Vol.10が9月16日に発売されます。注目なのは、エースの半生を描いた小説『ONE PIECE novel A(エース)』(1部作:ひなたしょう、2部作:浜崎達也)がコミカライズされ、本号から『ONE PIECE episode A(エース)』として連載が始まります。作画は週刊少年ジャンプで連載中の『Dr.STONE』の作画担当のBoichi先生です。同誌39号(8月31日発売)に予告カットが掲載されています。
Boichi先生は以前、週刊少年ジャンプ2019年34号の「
ONE PIECE COVER COMIC PROJECT」なる企画で、原作51話と52話のゾロとミホークの初対戦のエピソードを新たに読切として描き下ろしていました。『ONE PIECE』の原作漫画を他の作家がカバーするという本企画はシリーズ化が仄めかされていましたが、第2弾は今のところありませんでした。もしかすると、この小説のコミカライズを見据えて、コンペティションとして始まった企画だったのかもしれません。1発目のBoichi先生がばっちりハマったために、カバーコミックの第2弾は頓挫してしまったと。第2弾があるとすれば、ローの過去を描いた小説『novel LAW』(作:坂上秋成)のコミカライズを見据えたコンペティションかもしれません。
『Dr.STONE』は原作担当の稲垣理一郎先生がネームまで描いている模様ですが、同様に『episode A』も小説からネームに起こす作業は担当分けしており、そちらは週刊少年ジャンプで『三ツ首コンドル』『歪のアマルガム』を連載していた石山諒先生が担当されています。石山先生は『ONE PIECE』の助っ人アシスタント経験者です。
季刊誌での連載になるため、随分先になりそうですが、単行本の刊行は当然あると予想されます。その際に、カバーコミック企画の漫画も収録されるのではないでしょうか。
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