熊本地震から5年・復興祈念展
集う!麦わらの色紙たち―漫画家・尾田栄一郎氏 直筆色紙6点特別公開―
会期:2021年4月3日~6月20日
会場:熊本県立美術館 本館第1展示室
休館日:月曜日休館 祝日の場合は開館し、翌平日休館
※4月19日は「障がいのある方々のための鑑賞デー」として臨時開館。
※4月27日~5月9日は連続開館。
観覧料:無料
主催:熊本県立美術館/熊本県教育委員会 熊本日日新聞社
協力:週刊少年ジャンプ編集部(株式会社集英社)
後援:熊本県、RKK熊本放送、TKUテレビ熊本、KKTくまもと県民テレビ、エフエム熊本、KAB熊本朝日放送、J:COM、FM791
【展覧会概要】
本展は、熊本地震から5年となる熊本の更なる「復興」を目指し、熊本出身の漫画家・尾田栄一郎氏(『ONE PIECE』作者)が、本県に寄贈された直筆のキャラクター色紙を展示・お披露目するものです。
平成28年(2016年)4月、熊本は2度にわたる大きな地震に見舞われました。その直後の4月17日、尾田氏は故郷に向け「必ず助けに行く」という心温まるメッセージを発信。このメッセージを復興に向かう原動力に、漫画『ONE PIECE』と熊本県が連携した『ONE PIECE 熊本復興プロジェクト』が始動します。
現在、県内各地で、ルフィとその仲間である「麦わらの一味」の銅像設置が進み、国内外でも大きな話題を呼ぶとともに、被災した地域の復興の後押しにつながっていることも、プロジェクトによる成果の一端と言えるでしょう。
これらブロンズ像設置に併せ、尾田氏は各登場人物のイラスト色紙を制作。それらの色紙は熊本県に寄贈され、そしてこの度熊本県立美術館で保管することとなりました。本展示では、既に設置されたブロンズ像のモチーフであるルフィ、サンジ、ウソップ、チョッパー、ブルック、フランキーを描いた、尾田栄一郎氏直筆の色紙計6点を特別公開します。併せて、第1展示室第3室では、熊本地震における当館の被災状況と復興の取組みについてもご紹介します。
令和3年(2021年)は、この地震発生から5年目にあたる年。各地では復興が進んでいますが、仮設住宅等での暮らしを余儀なくされている地域も少なくありません。本展示が、復興のさ中にある県民の皆さんを勇気づけ、今後を照らし出すものとなれば、幸いです。