・タイマン
ドクロドーム屋上の決戦は
前回、
ビッグ・マム、
キッド、
キラーが城内に移動し、さらに
ローは負傷している
ゾロを連れて能力で城内に移動するついでに
ゼウスも移動させており、
カイドウと
ルフィのタイマンとなっていました。
能力で移動したロー達は城内の「
飛んでる何か」と入れ替わった模様です(1012話)。城内を飛んでいるものと言えば、キングやマルコあるいは鳥のSMILEなどが思い浮かぶわけですけども、その10分後の時系列で、モモの助は屋上のルフィの様子について、「
”声”は2つになった…」と二人(カイドウとルフィ)の気配しか感じておらず、「飛んでる何か」がキングやマルコというのは考えにくいです。
ローが能力を発動した瞬間には城内でちょうど爆発が起きており、おそらくこの時の爆片と入れ替わったと考えられます。じゃあ、その爆発は何なのかとなるわけですが、よく分かりません。カン十郎が仕掛けた爆発(
1008話)とリンクしているとすると面白いことになりますが、ロケーション、時系列、状況に照らしてどれも合っておらず、考えにくいです。ゼウスが城内ビッグ・マムをすぐに見つけた状況から察するに、ビッグ・マムの”
震御雷(フルゴラ)”(
1011話)の影響か、ウソップの”
爆ボックリ”(
1011話)の影響か、いずれにしてもロー達の移動先はライブフロアに近い模様です。
ロー達の移動先でちょうど居合わせた
サンジは、ローから重傷の
ゾロを預けられ、成り行きでゾロを手当てすることになります。ゾロの体は十字の副木で固定した上で包帯(ふんどし かも?w)で全身をぐるぐる巻きにされているため、両手を広げたミイラのような状態になっています。
そして、サンジはこの珍妙なゾロ(当人は寝ている)を抱えて移動する羽目になりますが、間もなくして、
河松と
イゾウがサンジと合流しています。サンジはモモの助の元に向かっていた(つまり階を降りていた)模様ですが、モモの助の元には
錦えもんと
菊之丞が向かっています。
ネコマムシはペドロの戦死を知り、その仇であるペロスペローの元に向かった模様です。
ゾロは寝言のように「助太刀なら「ライブフロア」だ」と言っており、サンジ達はライブフロアに向かう模様です。ライブフロアは
お玉達も向かっている場所ですね。
そして、覇王色の覇気を纏う戦いを体得したこと(
1010話)で俄然楽しみになったルフィとカイドウのバトルですが、なんと今回(1013話)の最終ページには、ルフィがあっけなく
2度目の敗北を喫した様子が描かれていました。屋上に立つ
カイドウは「結果は見えていた…強ェ武器を手に入れて…調子に乗ったな若僧…!!」と言っており、一方で、意識を失った様子の
ルフィが宙を飛ぶ鬼ヶ島から落下しています。
カイドウの発言からは覇王色の覇気を纏うことが出来てもまだ格の差が埋まっていないことが読み取れます。また、モモの助の発言からルフィとカイドウが1対1(サシ)で戦っていること察した
ヤマトは戸惑う様子を見せ、「急がなかきゃ!!」と発言している(1012話)のも気になるところです。カイドウには
タイマン時に優位になれる奥の手があるのかもしれません。
もし、ルフィがギア4に覇王色の覇気を纏った上でカイドウに敗北を喫したのであれば、
1010話の感想で「ルフィの成長で残すところはあと
ゴムゴムの実の能力の覚醒ぐらい」と思ったわけですけども、早速そんな状況になってきているかもしれません。それとも、覇王色の覇気を纏うことにはまだ秘密が残っているのか。
いずれにせよ、鬼ヶ島から落下しているルフィ。
下が海なら溺死END・・・って、そんなはずはないですから、少なくともワノ国本島落下するなり何らかの救済があると思われます。
大穴展開はマルコに乗ったヤマトが駆けつけて、ルフィをキャッチするとか。この時、ヤマトは城内1階天井裏から屋上に向かっているはずなので、ヤマトは無理かなw それと、鬼ヶ島に来ているっぽい
日和(
1004話)が空飛ぶ能力で駆けつけるってのも大穴予想に入れておきましょう。あと、ルフィが地面で跳弾してドクロドーム屋上に戻ってきて、驚いているカイドウにルフィが「ゴムだから」って・・・段々と大喜利になってくるのでこの辺にしておきましょう。
・ひとりぼっちのゼウス
前回、
ビッグ・マムが
お玉に「
マザーモード」を発動したことをきっかけに、ビッグ・マムにより
ページワンが倒れ、ビッグ・マム、うるティ、ナミ&ウソップが交錯する混戦模様になっています。
そんな中、逃げるナミ達を
うるティが追撃し、それによって
狛ちよが倒れ、泣き叫ぶ お玉にうるティが手を上げると、今度は
ナミがブチ切れて、うるティに立ち向かいますが、象の鼻の先が顔になっているトンデモないSMILEらがナミの攻撃の巻き添えになるだけで、逆にナミが うるティに捕まり今度こそ絶体絶命という時に、ビッグ・マムの攻撃が うるティを撃ち抜くのでした。
〝鳴光砲(メーザーほう)〟
1013話
この技は
前回誕生した
ヘラを含むビッグ・マムが従えるホーミーズ3体(プロメテウス、ナポレオン、ヘラ)による合体技です。ナポレオンが射出されるのかと思いきや、発砲時にナポレオンはビッグ・マムの左手にあり、ナポレオンの挙動はよく分かりません。
これ、ナポレオン必要ですか?w
ナポレオンの必要性は置いといて、3体の連携攻撃が成功したことに喜ぶホーミーズ達。この技は元より考案されていたもののようですが、ゼウスを含めた3体では息が合わず出来なかった模様です。新入りのヘラは雷そのもののホーミーズかと思いきやゼウスと同じ雷雲のホーミーズのようですね。新しい雷雲のホーミーズが誕生することについてプロメテウスに直接的なメリットがないように思えましたが、プロメテウスはビッグ・マムに「彼女が欲しい」と頼んだとのこと。なるほどなぁ〜w
そして、そんな様子を影から見ていた
ゼウス。
概ね予想通りの展開となり、ビッグ・マムから要らない子とされたゼウスは、ヘラに食べられて魂の養分となることに。逃げようとするゼウスにビッグ・マムは「
それじゃおれの「魂泥棒」だろうが」と言っています。シャレたこの発言からは地味に、
ソルソルの実の能力では能力者自身の魂(ソウル)は遠隔に操作できないことが分かります。
つまり、
ビッグ・マムから要らない子とされたゼウスでも、ゼウスの意思で再びナミに従属することは可能ということです。しかし、一度裏切られたナミはゼウスにご立腹。ただ、あまりにも可哀想なゼウスにナミは情けを施し、ビッグ・マムから逃げるためのエネルギーとして
”ブラックボール”を食べさせようとします。しかし、魂(ソウル)が抜けて意識が飛んだゼウスはブラックボールに食いつかず、ヘラに丸ごと食べられてしまうのでした。
1013話
そして「力がみなぎる〜」と言うヘラ。状況的にはゼウスの魂(ソウル)を食べてヘラがパワーアップしたように見えるわけですが、ポイントとしては
ゼウスと一緒にソーサリー・クリマ・タクトもヘラが咥えていることですね。
ゼウスが助かる道は、クリマタクトの中に逃げていることぐらいしかなく、ヘラが「力がみなぎる〜」と言ったのはブラックボールを食べたことによるのではないかと思われます。
さて、うるティが倒れた後はナミとウソップにビッグ・マムが襲いかかりますが、そこに
キッドが駆けつけ、ナミとウソップを助けた形になっています。そして、ビッグ・マムとキッドの戦いが始まる模様です。