● つながるパンダマン?!
コミックス99巻、100巻、101巻の表紙は3巻で一つのイラストになる「つながるカバー」仕様となっています。3巻連続でつながる表紙は初で、99巻表紙のメインがビッグ・マムに対して、100巻表紙のメインはルフィ、101巻表紙のメインはカイドウになる模様です。
カバーをめくった表紙には毎回、パンダマンなどの落書きが追加されているわけですが、99巻のカバーをめくると、落書きされた「龍の尾」が見切れています。どうやら表紙の落書きも3巻連続でつながる仕様のようです。
● キッドの能力名
キッドの能力名が「
ジキジキの実」と判明しています。
磁気(じき)で鉄などを自在に操るというもの。
明らかにするタイミングを引っ張ったわけではなく、もうどこかで出したつもりになっていた模様です。ワノ国編の討ち入りで、出すタイミングはいくらでもありましたからね。今はビッグ・マムと対戦中なので、本編でもすぐに能力名が出るのではないでしょうか。
● ジンベエのイメージ
ジンベエが麦わらの一味に加入したので、これまでにSBSで紹介された麦わらの一味のキャラクター情報について、ジンベエのデータが掲載されています。一部のデータはワノ国編のジンベエのビブルカード(ONE PIECE図鑑)にて既に明らかになっているものです。
個人的に重要なものだけ載せておきます。
イメージカラー:
黄土色
一味を家族に例えると:
父(今まで父だったフランキーは変態ババー)
イメージ県:
鹿児島
イメージ国:
インド
イメージカラーはホールケーキアイランド編やワノ国編のジンベエの着物や原作絵のジンベエの髪色から連想される「
黄土色」です。ウソップのイメージカラーは「
黄色」、ナミのイメージカラーは「
オレンジ」ですので、結構紛らわしいですね。
● ヤマトのプロフィール
年齢:28歳(モモの助と同じ年の生まれ)
身長:263 cm
好物:おでん、
サーモン(生、まるかじり)
ゾオン系能力者だと示唆されているヤマトの能力は現在不明ですが(
1015話時点)、サーモンを生でまるかじりという常軌を逸した食べ方からは、
クマクマの実も候補になりそうです。
モデルは「ヒグマ」とか「グリズリー」、はたまたキャラクターのカラー的には「ホッキョクグマ」とかでしょうか。もし、「
ツキノワグマ」だったら、出来過ぎですけど光月家との運命を感じてしまいますね。
● 意味深な赤ん坊
おでんがロジャーの船に乗船した際に、ロジャーとレイリーが日和とモモの助を抱き上げながら言ったセリフ(966話)についての読者から指摘に対して栄ちゃんが意味深な反応を示しています。
ロジャー「赤ん坊なんて久しぶりだな!! モモの助に日和か!!」
レイリー「昔を思い出すな」
尾田:……。え?言ってました?そんなこと…。よ…読み飛ばしてください!! 気にしない気にしない!ピュー♪ ピュー♪(口笛)
同じような状況は昔もあったんだなと私は読み飛ばしていましたが、ここでの読者の質問は「誰の赤ん坊を抱っこしたのか?」というものです。栄ちゃんの意味深な反応と照らし合わせると、昔、
ロジャーとレイリーが抱き上げた赤ん坊もしくはその母親は本編に登場する人物だと推察されます。
その赤ん坊の候補としてすぐに思い浮かぶのは
シャンクスと
バギーですね。彼らは海賊見習いとしてロジャー海賊団に所属していたわけですが、そもそも子供がロジャー海賊団にどういった経緯で入団できたのかは謎です。白ひげ海賊団と違って、ロジャー海賊団は少数精鋭のイメージもありますしね。
母親の候補としてすぐに思い浮かぶのはシャッキーこと
シャクヤクでしょうか。42年前まで海賊をやっており(498話)、レイリーの知人でもありますので。
実はロジャーとレイリーが
ビッグ・マムと同じ船に乗っていたということも考えられます。ビッグ・マムは50年前から8年前まで毎年子供を産み続けていますから(
シャーロット家の子供まとめ)、この期間にビッグ・マムと同じ船に乗っていればあり得る話です。
つまり、
ロジャーとレイリーがロックス海賊団に所属していた時期があるという新事実が浮かぶ可能性があり(ロックス海賊団は40年ほど前に存在していた伝説の海賊団で、38年前のゴッドバレー事件で壊滅(
957話))、ここで挙げた候補の中では今回のSBSで誤魔化す妥当性が一番あります。
● ベガパンクの人工悪魔の実
SMILEことシーザーが作った人工(人造)悪魔の実について整理・解説されています。概ね本編から読み取れるところですが、注目なのはSMILEとベガパンクが作った人工(人造)悪魔の実の
技術的な違いです。
ベガパンクが作った人工(人造)悪魔の実はモモの助が食べたもので、カイドウの能力であるウオウオの実・幻獣種 モデル 青龍がコピーされています。ベガパンク自身は失敗作と考えているようですが、理由は不明です(
1007話)。
この人工悪魔の実はカイドウから「血統因子」を抽出して作成したものとのことでしたが(
1007話)、
シーザーは現存する動物からしか「血統因子」を抽出する技術を持っていないそうです。つまり、SMILEに「古代種」や「幻獣種」はないことになります。
一方、ベガパンクは能力者から直接「血統因子」を抽出する技術を持っているため、「古代種」や「幻獣種」に限らず、なんと
「超人系」「自然系」の能力者からも「血統因子」を抽出することができるとも仄めかされています。
「超人系」と「自然系」の能力者からも「血統因子」を抽出して、人工悪魔の実を作ることができるとなると、当然、その研究の材料は
バーソロミュー・くまだったわけでして、
新型のパシフィスタではニキュニキュの実の能力が再現されている可能性も出てきます。
● ホールデムのモデル
お腹にライオンの顔を持つライオンのSMILE・
ホールデムのキャラクターデザインのモデルが「
未来ロボ ダルタニアス」であることが明かされています。
ダルタニアスは1979年放送のロボットアニメで、私は馴染みがありません。胸にライオンの顔を持つロボットと言えば、私は「勇者王ガオガイガー」(1997年放送)を思い浮かべるのですが、その元祖みたいですね。
ダルタニアスもガオガイガーも、ライオン型のメカが変形合体してロボットになるわけですが、SMILEのデザインのアイディアの源流が
合体ロボにあるようです。
98巻おまけページのあれこれ