フジテレビ「ワンピースバラエティ 海賊王におれはなるTV」9月4日放送
番組ロゴ・題字:尾田栄一郎
週刊少年ジャンプ作品史上初の地上波冠バラエティ番組「ワンピースバラエティ 海賊王におれはなるTV」の放送第13回。今回の放送は、コミックス『ONE PIECE』100巻発売に合わせた特別回。MCのかまいたちとゲストのマヂカルラブリー、オズワルドのお笑いコンビ3組が『ONE PIECE』連載の歴史と共に自身の半生を振り返るトークパートと、ワンピース初見の ずん の飯尾和樹さんがコミックス『ONE PIECE』1巻から読み進める「大航海日誌」(15巻〜最新刊)の2本立てです。
番組はFOD(フジテレビオンデマンド)でも視聴可能です。
<ワンピースと共に歩んだ人生>
山内さんのコスプレは光月おでん。いつも脇役のコスプレだったところ、初の主要キャラクター。
野田さん→イム、村上さん→ラッキー・ルウ
畠中さん→イッシー20、伊藤さん→バーソロミュー・くま
・『ONE PIECE』との出会いの話
オズワルドの伊藤さんの『ONE PIECE』の出会いが劇的でした。
山内:(ONE PIECEを)ジャンプで1話から見てた人はいないの?
(野田さんと伊藤さんが手を挙げる)
伊藤:それこそ僕は鮮明に覚えてるんですけど、8歳の頃に母ちゃんと姉ちゃんと一緒に千葉大附属病院に行ったんですよ。待ってる間に購買で「これでも読んどけ」ってジャンプ買ってくれたんですね。ジャンプ自体初めて読んだんですよ、その時。そん時に偶々、(連載)一発目の『ONE PIECE』だったんです。
濱家:うそーん!すごいなぁ!
伊藤:マジで鮮明に覚えてて、めちゃくちゃ面白いって!
山内:凄いな
伊藤:出会いで言ったら、僕が一番劇的な感じ。
畠中:僕は小学校6年生の時の卒業制作で木のオルゴールを作ったんですけど、それにナミのタトゥーのマークを入れて・・・
村上:だっせぇ〜w
畠中:「卒業」って漢字で書いて、間にナミのマーク
濱家:笑
野田:(そのエピソード)よく喋れるな!
実際の写真!?
今回は番外的な芸人ゲストのトーク企画でしたが、栄ちゃん直筆の悪魔の実がゲスト全員にプレゼントされました。お笑いコンビの場合、両方が貰えないというお約束は無くなったのでしょうか。
スシスシの実:寿司を出す能力
ギャブギャブの実:何でもギャンブルにして勝つ能力
イリイリの実:入り時間に必ず辿り着ける能力
※伊藤さんは遅刻常習者
カナカナの実:2007年、函館の金物屋で働いた経験がある
当人の性質を能力に認定する当初のコンセプトと異なり、オズワルドの畠中さん以外、能力は願望になっています。
<大航海日誌>
昨年秋頃から始まった ずん の飯尾さんの『ONE PIECE』読書ドキュメント。前回(7月24日放送)までに14巻まで読破していましたが、今回一気に15巻から最新刊まで読み終えて突如、企画の完結を迎えました。
最新刊まで全巻読み終えた飯尾さんは『ONE PIECE』を「
5代続いている人気老舗のうなぎ屋のタレ」に例えています。作品を通して、色々なエッセンスが加わっていって深みが増しているという意味だと思われます。
ハマって読書ペースが上がったということですが、これまでのペースから考えるととても考えにくく、コミックスの巻ごとにじっくり振り返る企画趣旨も無きものとなっているため、打ち切り感があります。虚しいなぁ。