女性キャラクターを主人公にした短編小説シリーズ「ONE PIECE novel HEROINES」の第5回にあたるボア・ハンコック編が「ONE PIECE magazine Vol.12」(9月3日発売)に掲載されているのですけども、これがシリーズ中、一番の良作に仕上がっています。
海難事故で行方不明になっていた九蛇海賊団船員の
ダリア(小説オリジナル)が、身篭ってアマゾン・リリーに帰って来たことを発端にしたエピソードで、男女の恋仲について興味津々(無知)なハンコックがダリアを呼び出して、馴れ初めを聞くという話です。
例によって、男女の恋仲についてのハンコックの勘違いが暴走し、端的に言うと、
ハンコックがルフィとの子供を想像妊娠しかけるというエピソードになっています(笑)。
分かりやすくするために、内容はダリア視点の後にハンコック視点が繰り返される少しくどい構成になっていますが、話はシリーズ中一番面白いと思います。シリーズは既に4話分が単行本化されているわけですが、第2弾の刊行があるとすると第6回以降のキャラクターは、しらほし、たしぎ、レベッカあたりでしょうか。奇を衒って、ビッグ・マムやボン・クレーとかもありそうですけど。
ワンピースヒロイン達の小説短編集『ONE PIECE novel HEROINES』発売