「漫画BANK」の情報開示命令　米裁判所、海賊版サイト

　国内最大規模とみられる漫画海賊版サイト「漫画BANK」について運営者の氏名や住所などを明らかにするよう、米国の裁判所が開示命令を出したことが15日分かった。集英社が米グーグルなどに情報開示を求めていた。

　集英社によると、国内大手出版4社が昨年から、漫画BANKへの対応を協議。運営者の特定のため、集英社は今年2度にわたり米国の裁判所に情報開示を求め、裁判所はいずれの申し立てについても開示命令を出した。

　集英社は今月4日、漫画BANKが閉鎖されているのを確認したという。

（共同通信）

「漫画村」閉鎖後に代わりとなる漫画海賊版サイトとして台頭した「漫画BANK」というサイトが今月4日に閉鎖したそうです。情報開示が行われた後は運営者が特定されて、逮捕へと進むのでしょうか。また、どっかに逃げていそうですが。

村だの、銀行だの。

この報道を受けて実施された、15歳から20代の男女が対象のアンケート調査では、漫画海賊版サイトを過去に利用したことがある人が約30％、現在も利用している人が約15％と判明したのだとか。誰が悪いって、違法アップロード者が一番悪いのは間違いないわけですけども、広告ビジネスとして成立してしまう構造的な問題をそもそもどうにかできないものなのかと、いつも思います。違法者に広告報酬を出してる側にもペナルティがないと、自浄なんて望めないでしょうに。


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