コミックス101巻のSBSより
読者:どうして〝巨人咲き(ヒガンテフルール)〟したロビンのお胸にわけのわからない模様がはいっているのでしょうか?楽しみにしていたのに…こんな憤りを感じたのは二度目です。許しません。
尾田:ご…ご立腹…!! 一度目はブラックマリアがさらしを巻いたことですよね……!
これはお怒りの意見をたくさんいただきました。
まずブラックマリアのさらしの件は「クモの糸」である事を説明いたします。
ロビンに関しては…まあ服もロビンの体の一部で作れなくもないんですが、あの大きさになる時にわざわざ服も模す労力をさくかなと考え、でも裸じゃ少年漫画の枠を越えてしまう。困った僕とロビンさんが出した答えが、あの模様です!あれは一体何なんですか?みなさんの見解、SBSでお待ちしてます!! なにアレ!
というわけで突如募集が始まったロビンの胸の模様大喜利はスルーしまして、
ワノ国編のブラックマリア戦(1020話・1021話)にて、ロビンが繰り出した新技〝
巨人咲き(ヒガンテフルール)〟に関する質問から、
ハナハナの実の能力によるロビンの技の作者見解が少し垣間見えています。
まず、〝巨人咲き〟に関しては、能力者自身を咲かせる〝体咲き(クエルポフルール)〟を巨大化させたものではなく、〝巨大樹(ヒガンテスコ・マーノ)〟のように無数の手足を咲かせて巨大な腕や脚を形作るの系統の技だということがはっきりしました(これは予想通りでした→
1020話考察)。
もう一点は〝巨大樹〟の系統の技の場合、
どうして見た目が裸なのかということです。
そりゃ、手足が集まれば素肌に見えて当然ですが、ここでは「
服もロビンの体の一部で作れなくもない」と説明しています。ですが、巨大な脚に靴や巨大な股にパンツを穿かせないのは、
ロビンがそこにが労力をわざわざ割かないからだと説明されています。まぁ、服を着せても着せなくても技の威力は変わらないでしょうからね。
しかし、ロビンが服を模すことを手間だとする条件に「
あの大きさになる時に」と一言付けられています。これは逆に言えば、
〝体咲き〟のロビンの服はロビンの体の一部で再現されていることを示しています。
巨大化したり縮んだりするルフィの服然り、ゾオン系能力者の服然り、『ONE PIECE』では服のことについてはあまり深く考えない方が無難で、〝体咲き〟のロビンの服も裸じゃ困るでしょというご都合なのかなと思っていたら、そうではなかったと。
しかし、
あんな鮮やかな服の色をどうやって体の一部で再現しているのだろうかという疑問の方が甚だしいです。胸の模様なんか、技で巨大化したロビンの体を近くでよく見たらそんなものでしょうと納得できそうなものです。
赤とか青とか黄色とか、まさか内臓を咲かせているわけはないでしょうし(笑)。
この疑問を解決する答えとして、
ロビンは基本カラーを取り揃えた世にも珍しいカラーパレットのタトゥーを体のどこかに彫っていて、服の鮮やかな色や模様はそのスキンを緻密に貼り合わせて再現している!?
・・・ということになりました。
水着姿のロビンでも全身どこにもタトゥーは見当たりませんから、タトゥーの場所は限られるわけでして・・・これ以上、言及するのはやめておきましょう。
あと〝巨人咲き〟の場合、
髪を結っているリボンだけは再現されています。
このリボン、体のどの部分を使って再現されているのか。
多分、
耳たぶでしょうね(なんでや)。
というか、服を体の一部で再現してたら、
なんか気持ち悪いよね!w
それを言い出したらロビンの技全般がそうなるので、撤回します・。・
ブラックマリアの胸のさらしが「くもの糸」というのは納得しています。
以上です。