さんま:このラジオの冒頭で言うのもなんなんですけども、先週、君らは知らないやろうけども、尾田栄一郎さんの『ONE PIECE』っていう漫画ありますよね。ハガキで「太陽の神ニカっていうのがどうも、さんまさん」だと。って言うので「これ、おれちゃうか」って。「ほんなら連絡しなはれや」って、連絡先知ってんねんやからって言うて。
村上ショージ:みんなは仁鶴師匠ちゃうかって言うてました。
さんま:ニカ?・・・。いや、シルエットは完全に俺やったからな。完全に言ったらおかしいんやけどもな。知り合いやしね。で、今『ONE PIECE』っていうのは正義団(海軍)の方で、勝新太郎さん、菅原文太、田中邦衛さんだ、をそのまま出してるんですね。で、とうとう。キャッチフレーズも笑いで平和にするどうのこうのみたいなキャラなんだ。で、シルエットも細身でおっちょこちょいな感じの。
藤本美貴:歯は、歯は出てるんですか?
さんま:出てないんです。そんで、俺が「(登場させるなら)連絡しなはれや」とか「お前がしてくれ、俺怖いもん」とか言うてたら、放送やってる最中に栄一郎さんから連絡があって「違います」って。
藤本美貴:あはははw
村上ショージ:本人から「違います」いうの、ちょっと・・・
藤本美貴:もうちょっと泳がせてほしかったですよね
村上ショージ:一番恥ずかしいやつですよ。
さんま:一番恥ずかしいやつですねw
村上ショージ:これ否定しとかなアカンと思ったんでしょうね。これ、俺やって言われたらもう、はよ言うとこう思って。
藤本美貴:盛り上がる前に
さんま:「違います。大変、話で盛り上げていただいたんですけども、もうはっきり言っておきます」と。「連絡するとか仰ってましたんで、私から連絡させてもらいました。あの、次回から顔出るんですけども、違います」。そんなん、即答でいらないよねw 現に、生で聴いてくれてるっていうのが嬉しいことですけど。
藤本美貴:そうですね〜
飯窪春菜:リアルタイムで
藤本美貴:聴いてるんだって思いますね。
さんま:漫画描くんで、ほとんどラジオなんですよ。尾田栄一郎さんはほとんどラジオ聴きながら描いているらしいのね、夜中に。大体、朝まで描くスケジュールで。自分が描かないと気が済まない。もう弟子たちにとか、スタッフにやらす人がいるけども、尾田君はもう自分で描かなきゃダメっていうので、我々番組でロケに行かせていただいんたんですけども。凄いな〜とか思いつつ。ただ、まぁ救いでは「いえ、ホントに太陽の神は、本当はさんまさんです」と。
藤本美貴:ははははw
さんま:「ええわ、そういうのはええわ」
藤本美貴:気遣ってくれて
さんま:浮かれてた俺をそっとしてくれと。もうちょっと浮かれさせてくれと思ってたら「いやいやホントに日本の太陽の神はさんまさんですから」。ほんで「いや、俺頑張るし。お前の漫画に載るように。頑張るから」。ほんで尾田君も「いえいえ、もう十分ですからw、あーそうか、(ニカのモデルは)さんまさんでもアリか」「いや、そんな気を遣わなくてもw」
藤本美貴:あはははw
さんま:どんどん相手にも気を遣わして、たった1枚のハガキで俺が踊らされたっていう感じになる。んで、もし俺をキャラにしてくれるんなら、本人から連絡あるしね。今度のアレはさんまさんにしますとか、いうのがあるから。こうなるとワンシーンでも出たい!
村上ショージ:もう、いいですやん、アニメに出なくてもいいじゃないですか。
さんま:いやいや、ワンピースとかアニメとかあれやで、一生もんやから。だから、いつも声優さんが羨ましかったり。俺らの仲間では所ジョージさん、糸井重里さん。トトロのお父さんは糸井さんですからね。