・ジェルマ66のあゝ無感情海遊記
短期集中表紙連載 第25弾。このシリーズでは、ホールケーキアイランド編の事件以降のジェルマの様子が描かれています。
Vol.3「カカオ島ショコラタウンに捕まるニジ&ヨンジ」
脱出の際に、
ニジと
ヨンジが捕まったようで、モンドールのブクブクの実の能力により二人は人間標本されてショコラタウンに展示されており、その様子を見ている
オーブンと
プリンの後ろ姿が描かれています。Vol.2の際の
ジャッジ、
イチジ、
レイジュの無情感は、二人を見捨てたことによるものだったのか、定かではありません。
・死神!?
前回、キングを倒した
ゾロでしたが、ゾウの秘薬(
1017話)による超回復の効果は既に切れており、体が動かせない元の状態に戻っている様子です。そんな状態のゾロの前には
死神のような姿の髑髏が姿を現し、鎌を振りぶっています。
ゾウの秘薬とは黒魔術的な代物だったのか。
また、このシーンの直前には、シーザー調合のランブルボールの副作用(ベビジジー)から回復した
チョッパーが、後で倍の苦しみを味わうことになるというゾウの秘薬を使ったゾロを心配しており、死神はゾロが死に際に見ている幻覚のようにも見えます。
動けなくなるほどの重症の倍の副作用を受けて、ゾロに本当に死んでもらっては困るわけでして、実はブルックでした、なんてオチもありそうではあります。
・キッド&ローvs.ビッグ・マム
ジャンプ表紙はルフィとカイドウでしたが、本編はローとキッドのビッグマム戦。
覚醒能力の波状攻撃により
ビッグ・マムに大ダメージを与えた
ローと
キッド(
1030話)。これに対して、ビッグ・マムは自身のソウル(寿命)を1年分消費して自身を強化(巨大化)して対抗していました(
1031話)。ローとキッドは慣れない覚醒能力の使用で酷く消耗しており、また、ビッグ・マムもダメージの蓄積が隠しきれない様子になってきており、戦いは最終局面に。
そして、決着をつけるべくローとキッドが再び覚醒能力を使用するのでした。
キッド「磁気大魔牛(パンク コルナ・ディオ)」
1039話
磁気魔人(パンクロットン)と同系統と見られる技。見た目は牛。ローは「派手な攻撃」と評し、キッドに対して「牛の次は…カバか?ゾウか?」と煽り、まるで形態に意味がないことを遠回しに指摘しているようです(笑)。技を考える立場である作者の自虐ネタかもしれません。
キッドと比べて本質的に技のバリエーションが多いローは、確かに技の1つ1つはシンプルです。ただし、3回目の覚醒能力の使用の際はこんなことになりました↓w
1039話
ローの覚醒能力は今のところ「
K・ROOM(クローム)
麻酔(アナススィージャ)」(表記は「KROOM」から「K・ROOM」に改められている)からの
「
衝撃波動(ショックヴィレ)」で1パターンなわけですが、この際、K・ROOMで貫通させた剣は長く伸ばせば伸ばしたほど与えるダメージが大きくなるようで、ローはビッグ・マムに止めを刺すべく、剣を伸ばしに伸ばして、剣先は上空を飛ぶ鬼ヶ島の地下を突き抜けて地上の地中にまで到達しています。
その長さ、実に13 km!(※それは別漫画)
剣を伸ばすとダメージが大きくなる原理は振動が大きくなる感じでしょうか(そもそも剣が伸びる原理は不明)。結果的に、鬼ヶ島のビジュアルがラピュタから一時的にカリン塔になりました。
ビッグ・マム「母訪砲三千里(バホウほうミザリー)」
ナポレオン、プロメテウス、ヘラの三位一体技「
鳴光(メーザー)」シリーズ(
1013話)の「
鳴光剣(メーザーサーベル)」からの派生技っぽいです。剣から「
ミザリー」という女性の姿をした怪物が出現する技でして、ミザリー出現によりナポレオン、プロメテウス、ヘラの三位一体が解除されて剣にはナポレオンのみが残っている状態になっていることから、「ミザリー」はプロメテウス(炎)とヘラ(雷雲)が合体したホーミーズなのかもしれません。
技名の由来はもちろん、世界名作劇場「母をたずねて三千里」。
キッド「電磁砲(ダムドパンク)」
1039話
ビッグ・マム「え!?何だありゃ!!!」
まさか
巨大な乾燥器じゃあるまいし。
バトル描写からは実際のところどういう攻撃なのかはっきりしないのですが、キッドのジキジキの能力から察するに、電磁気力によって弾丸を加速して発射する
レールガンの類だと思われます。まさしく電磁砲(レールガン)です。
また、この砲台、キッドの体とどう繋がっているのかよく分からないのですが、やっぱり腕の先で繋がっているのでしょうか。キッドのお腹から伸びていたらビーダマンみたいで面白いのですがw
ともかく、この攻撃により、ついにビッグ・マムが倒れたと見られます。