東映アニメーション、不正アクセスで社内システム一部停止 『ONE PIECE』などスケジュールに影響
東映アニメーションは11日、今月6日に同社のネットワークが第三者による不正アクセスを受けたことを確認し、社内システムの一部を停止したことを発表。これにより、同社の製作するアニメ作品の放映スケジュールに影響が出ることを明かした。
「詳細は現在調査中」と伝え、影響が出るのは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』『デリシャスパーティ♡プリキュア』『デジモンゴーストゲーム』『ONE PIECE』の4作品。
「毎週、心待ちにされているファンの皆様に、ご心配をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
また、『ONE PIECE』公式サイトでも「番組制作の進行に支障が生じ、今後の放送スケジュールにも影響を及ぼす状況となりました」と報告。今月20日以降の放送予定については、「ワンピース公式ポータルサイト『ONE PIECE.com』、各種ワンピース公式SNSにて改めてお知らせさせていただきます」と伝えた。
すでに影響は出ており、12日の『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』は、ベストセレクションとして第31話「父と子の戦い」を放送。13日の『デリシャスパーティ♡プリキュア』も「おさらいセレクション」として、第4話「ふくらむ、この想い…キュアスパイシー誕生!」を放送する。
なお、毎週日曜に放送の『デジモンゴーストゲーム』と『ONE PIECE』は、13日は『名古屋ウィメンズマラソン2022』のため放送休止となる。
同社は今月7日、「3月6日に当社のネットワークが第三者による不正アクセスを受けたことを確認し、社内のシステムを停止」を決定。「詳細については現在調査中ですが、外部の専門機関による調査も実施し、お客様やお取引先様に関する情報や個人情報が含まれているかなどを確認中です」と報告していた。
(オリコン)