アニメ放送と同時に楽しめる!
— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) March 20, 2022
#麦わらスペース
第1回
ルフィ役 #田中真弓 さん
ウソップ役 #山口勝平 さん
冒頭の音声が少し途切れて配信されたため、再配信します。
アーカイブは3月27日(日)朝9時30分まで。https://t.co/Ee6MjJexhc
勝平:やっぱ長くやってるから、みんなそれぞれちょっとキャラに似てますもんね。
真弓:どうしてもカイドウなんか玄田(哲章)さんにしか見えないもの。皆さん、玄田さんはこんな方ですのよ。
勝平:そうそう、うちではこういう玄田さんは「悪い玄田さん」と表現しておりますね。
真弓:ということは、「良い玄田さん」も?
勝平:「良い玄田さん」も。某、他の番組でナレーションをやってらっしゃる、知らない世界を色々教えてあげる番組(※ブログ註釈:マツコの知らない世界)では「良い玄田さん」。ちょっと可愛い声の玄田さんね。でも玄田さんが久しぶりにこういうゴツい悪っていうか、やってくれるって嬉しいですね。
真弓:そうね。もうカイドウって、ほら玄田さんしかいないぐらいなんかね。
勝平:絶対的な強さってか、存在感ていうか。
真弓:カイドウって大分前から出てたよね?
勝平:出てましたよ。あの、名前は出てたんですよ。名前は出てたんですけど・・・
真弓:一番最初に玄田さんが音入れたのってどのくらい?結構前だよね。
勝平:そうですね。1回出てやって、で、このワノ国編で本格的にやったんですけど、やっぱこれで今みたいに最初にルフィが一発で負けた時は衝撃でしたもん。
真弓:正直ね、勝てる気がしないって玄田さんに言いました(笑)。
勝平:ホントですよ。だからワノ国編が始まって最初にあの”(雷鳴)八卦”?ゴインってやられて、今までのルフィが一発で?!みたいな。これ勝てんの?みたいな。思いましたけれども、今中断しておりますけど、実際放送のワノ国編の方では結構徐々に追い詰めつつあるというか、そこの続きも楽しみなんですけれどもね。
テレビの方も丁寧に作ってるので、ひとつのエピソードで皆さん(キャスト)との付き合いも長いじゃないですか。だから、このヒョウじいの西村(知道)さん。ワンピの”ゲスト”ってほぼほぼ他の番組のシリーズ同じぐらいの時間を過ごすので、なんかこうゲストって感じがしないんですよね。
真弓:しないよね。一番感じたのはアラバスタ(編)のビビだよね。本当にね、仲間になると思ってたし、その先も私、知らなかったから、ルフィ(の仲間)にロビンの次の女性として入ると思って。
勝平:そっか、真弓さんは真弓さんはえっと収録派。台本派!
真弓:台本派って言ってね。
勝平:それで長いって言ったら、錦えもんの(堀内)賢雄さんとモモ(の助)の折笠愛さん、パンクハザードですもん。
真弓:そうだ!
勝平:そっから数えたら、もうだって下手すると10年くらい。
真弓:そうかな、10年になるかな。
勝平:まぁ、間にホールケーキアイランドとかありますけど、先にワノ国に来てるんでお休み期間はあるけど、もう延べで言ったら10年ぐらいですよ。10年って、もう”ゲスト”じゃないですもん。
真弓:そうだね・・・
勝平:はははは笑
真弓:ホントだ。まだ(シーザーの)中尾隆聖が楽しかった頃。
勝平:シュロロロロ笑
真弓:そう、シュロロロロ笑。あの頃から居たんだ。
勝平:なんか、そう言うと、(ワンピースって)凄い人達が出てますね。
真弓:だから本当にさ、どんどんやっていくうちにさ、もうこの役にこの人っていうのがさ、もうちょっと限界来てるぐらいでさ。
勝平:強さのインフレみたいな、確かに起こしてるっていうか、麦わらの一味(声優陣)の平均年齢が上がり過ぎてってwww。
真弓:だからさ、若い人はどんどん出てくるからさ、若い役だったらさ、どんどん若手(声優)は育ってるから良いんだけどさ、その重鎮っていうか、ここに重い声、年いった声が必要だっていう時に、結構限界来てる感じしない?もうこの人これやってるし、この人これやってるしみたいな。
勝平:あははは笑
真弓:その、お爺さんがね。
勝平:そうですね。お爺さん(笑)。お爺さん言わない!w 大先輩達、レジェンド達が。
真弓:ね、そう思わない?今度だから、カイドウより強い人が出て来たらさ、どうすんの?
勝平:いやいやいや。まぁでも、今んところカイドウが一番強そうな感じではありますけどもね。
勝平:でもやっぱワノ国は、尾田っちもずっと構想の中にあった、『ONE PIECE』っていう作品の中で割と初期の頃から構想としてはあったんだろうなって、細かいストーリーはどうなるかは抜きとしてもそういう国があってっていうものはあったんだろうなって。なんか、こだわりを感じますよね。ワノ国編っていうのは。
真弓:うん。いつも言うの!”アレ”、腹立った。あなた達はもう先に知ってたんですね(ブログ註釈:麦わらの一味では真弓さんとサンジ役の平田さん、フランキー役の矢尾さんが台本派。勝平さんはジャンプ派。残りはコミック派)。
勝平:そうそうそう笑
真弓:こいつ(カン十郎=山崎たくみ)が裏切り者だとは。
勝平:僕ら、役名じゃなくて中の人で呼んじゃうから、たくみさん、たくみさんって言っちゃうんですよ。山崎たくみさんですけどね。もう(本人は)めちゃくちゃ良い人なのに
真弓:仲間だと思ってたからね
勝平:たくみさんも、カン十郎も一番最初シルエットで声だけだったんですよ。全く性格とかもどんなのか分からないけど、なんかこうやらされて
真弓:なんか良い声だして
勝平:そうですそうです。
真弓:あれ?こんな顔なの?って
勝平:出て来た時、驚いてたもん笑。「今週(号のジャンプ)、あの偶々見たんで」って、その登場のシーンの時、たくみさんに「今週、カン十郎いよいよ出てますよ」って送ってあげて顔見せた時に、「えええええ!こんな顔なの?」ってw
真弓:思いもよらなかったんだろうね
勝平:なんかそれから愉快な絵描きの人かと思ってたらね、まさかまさかの。で、もちろん収録よりもコミック、コミックよりも連載。ってことで収録してるよりも随分前にもうね、カン十郎が裏切ったってのは僕らの中では分かってて、もうそこからね、それが分かってから裏切りのシーンを録るまでの、たくみさんのワンピースのスタジオに所在なさそうに居る感じ(笑)。
真弓:なんか自分は味方だと思ってたんだよね。思ってたのにアレ?って、たくみが一番ショックだったかもよ。
勝平:でしょうね。
真弓:私達もショックだったけど。
勝平:まぁでも、悪役には悪役の華じゃないですか。やっぱそのなんだろう、(カン十郎は)悪役だけど役者としてはやりがいのある台詞とか。
真弓:特に(カン十郎は)俳優の役じゃん。俳優の役でそれをやり切るっていう、この作りは上手いよね。役をやり切るっていう。だって可哀想じゃん。でも俳優としてはもう舞台の上で死ねたらって、そういうのあるじゃん。なんかそう言う意味では自ずから望んだ人生ではあるじゃん。
勝平:だからきっと役者としてはやりがいがあると思うんですよ。まぁ、スタジオの中では針の筵だったでしょうけどね。皆んなに裏切り者呼ばわりされながらw
真弓:いやだから、上手いなって、尾田っちの作りがさ。なんかやるな〜、まぁ当たり前なんだけど。尾田っち、やるなぁ笑。