キックボクシング興行「RISE』のYouTube公式チャンネルのインタビューにて、年間最大イベント「ELDORADO 2022」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の出場を控える
YA-MAN選手(25)が、同大会メインマッチに参戦する
那須川天心選手の強さを語っています。
動画14:15頃〜
ー 一緒に練習していると思うんですけど、天心選手の強さはどういったところですか?
一緒に練習して思ったのは、別にめちゃくちゃ速いとか、めちゃくちゃパワーがあるとか、めちゃめちゃ身体能力が高いみたいなことは思わなくて、じゃあ何が凄いのかって言われたら、やっぱ「思考」じゃないですかね。
ー 「思考」?
はい。なんか(こちらの動きを)全部読まれてるみたいな。あの、ONE PIECEで例えると分かりやすいと思うんですけど、ほんとカタクリと戦ってるみたいな。見聞色の覇気があるんですよ、彼。
ー なるほど。
(攻撃を)出す前に避けられるみたいな、感じっすね。だから、めちゃめちゃ動体視力が良いとか、パンチ力があるとかじゃなくて、相手が何をしてくるか分かる。だから、避けられるっていう感じですね。
ー 自分の攻撃が当たらないと、対策を自分の中で立てていくと思うんですけど、それでも当たらないものですか?
まぁ・・・そうっすね・・・まぁ1回だけ倒したことあるんですけど(笑)
ー ふふふ笑
あのー、そうっすね、金的(攻撃)以外は当たんないっすね。
ー ははは笑
顔は当たんないっすね。
那須川天心選手は
ちょっと先の未来が見えるとのこと。
こういうONE PIECEの例えって、昔は珍しがってよくブログ記事にしていたりしたのですけど、近年はテレビや記事で割と頻繁に出てくるようになり珍しいものではなくなりました。本来であれば、「カタクリって何?」「見聞色の覇気って何?」となっていても、おかしくないわけですから。『ONE PIECE』の中で描かれている事象がもの凄く多いので、割と何でも例えられるんですよね。
この時の記者が「カタクリ」や「見聞色の覇気」を理解していたかは定かではないですが、仮に知らなかったとして、それを聞き返すのは野暮なことだと理解しているということですよね。
「1回だけ倒したことがある」というのは、スパーリング中に金的攻撃が偶々入ってしまった時のことを指しています↓
オチもついていて面白いインタビューなわけですが、今回の対戦相手が東京出身ということで、
埼玉出身のYA-MAN選手がステレオタイプな埼玉県民の東京コンプレックスを語っている部分も面白いです(動画7:30頃〜)。「
池袋は埼玉の植民地みたいなもの」ww
YA-MAN選手は自身のYouTubeチャンネルを近頃開設したのですけど、チャンネル名は「翔んでYA-MAN」です。埼玉を自虐的に描いたギャグ漫画「翔んで埼玉」のオマージュですね。