3月6日に東映アニメーションが第3者により
不正アクセスを受けた影響により、同社は社内システムの一部を停止し、その影響で同社制作の4作品『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』『デリシャスパーティ♡プリキュア』『デジモンゴーストゲーム』『ONE PIECE』の放送スケジュールに遅れが生じていました。
そして、不正アクセスから1ヶ月経った4月6日、影響を受けた各作品の公式Twitterにて、通常放送再開のスケジュールが発表されました。
アニメ「ワンピース」は3月20日の放送以降、「ワノ国編ベストセレクション」として特別編(または再放送)を放送してきましたが、
通常の新作放送は4月17日となり、第1014話「マルコの涙!白ひげ海賊団の絆」が放送予定です。
なお、東映アニメーションオンラインショップは不正アクセスの影響で未だに閉鎖中となっています。不正アクセスの詳細はまだ調査中とされていますが、
個人情報の漏洩については認められていないとのことです。ただし、サイト復旧には慎重になっており、再開にはまだしばらくかかる模様です。
また、劇場版『ONE PIECE FILM RED』の公式Twitterの様子を見ると、3月はアナログ原画の作成とチェックを行なっていたようで、映画制作への影響はなかったと見てよさそうですかね・。・
追記)4月28日、東映アニメーションは通常業務および作品製作のいずれもおおむね正常化したと発表しました。
今回、事件の経緯が発表されており、「当社従業員が業務上必要なソフトウェアを外部ウェブサイトよりダウンロードしたところ、ランサムウェアの侵入の起点となるソフトウェアが同時にダウンロードされるよう外部ウェブサイトが改竄されており」、その結果「第三者による不正アクセスを受け、社内サーバやパソコン端末の一部のデータがランサムウェアに感染し暗号化された」とのことです。(追記終)
アニメ「ワンピース」不正アクセスの影響で当面の間「特別編」放送、声優オーディオコメンタリー同時配信
【ニュース】 東映アニメに不正アクセス、ワンピースなど4作品の放映に影響