バンダイナムコエンターテインメントから『ONE PEICE』連載25周年記念タイトルとなるコンシューマーゲーム『ONE PIECE ODYSSEY(ワンピース オデッセイ)』が2022年に発売されることが発表されました。
ジャンルはファンの要望が多かったとされるワンピース世界の冒険を体験できるRPGとなっています。
■ ONE PIECE ODYSSEY(ワンピース オデッセイ)
2022年発売予定
発売元:バンダイナムコエンターテインメント
開発元:ILCA(イルカ)
ジャンル:RPG
対応機種:PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox SeriesX|S/Steam
例によって、
ゲームの主要オリジナルキャラクター(アディオ=スエルテ)は栄ちゃんがデザインした他、一部のモンスターも栄ちゃんがキャラクターデザインしたようです。
<トレーラー動画>
あ、これPVが一番面白いパターンのやつ。
・・・と、切り捨てる前に
ゲーム公式サイトに本作プロデューサー・
都築克明氏(バンナム)のインタビュー動画があるので、そちらも観てみましょう。
<プロデューサーインタビュー動画>
私の第一印象では、
都築プロデューサーは信用に足りる人物のように感じられます。露出が多くて話が上手いゲームプロデューサーは大概、敏腕なイメージがありますね。バンナムにはコスプレで出てきて口下手なプロデューサーもいるわけですが(さて誰のことか)。話を聞くと、どういうゲームを作れば、今のONE PIECEファンにウケるのかという本質を捉えているように見えます。
このインタビュー動画では本作が「
JRPG」だと明言されています。
JRPGのJとは「JAPAN(ESE)」のJでして、元々は海外のゲーム関係者が日本特有のRPGに対してネガティブな印象で呼称していたものですが、今は制作側が「JRPG」と公言する場合もあります。代表的なJRPGとされているのは「ドラゴンクエスト」シリーズや「ファイナルファンタジー」シリーズで、明確な定義はありませんが、
ゲームのストーリー展開が一本道であること、バトルがターン制であることが主な特徴とされています。
『ONE PIECE』ゲームでは久しぶりのJRPGだと言及されていますが、どれが最後のJRPGだと認識されているのかは定かではありません。PSPゲームの『ワンピース ROMANCE DAWN 冒険の夜明け』(2012年)でしょうか。
ともかく、
ここ10年のONE PIECEのコンシューマーゲームは、対戦格闘、アクション、対戦アクション、アクションアドベンチャーといった具合に、アクションゲームばかりでした。アクションゲームに食傷気味だったところに、謎解きや濃厚なストーリーが期待できるRPGというのは良い切り口じゃないでしょうか。
ただし、ゲームの見た目は評判がすこぶる悪かった『ONE PIECE WORLD SEEKER(ワールドシーカー)』(2019年)に似ているため、出だしからかなり分が悪そうです。
あとは、RPGの重要な要素であるバトルシステムがどのようなものなのか気になるところです。