・鬼ヶ島が落ちるか、ワノ国が滅びるか
ヤマト:がんばれモモの助君!! ”ピーー”を出せーーー!!
モモの助:そんな事言われても!! ムリでござる!!
出ぬものは出ぬ!!(ポン!ポン!)
・・・一体何を出そうとしているのか・・・
A. 焔雲 です。
カイドウの能力が弱まり、龍の”焔雲”によるコントロールが不安定になっている鬼ヶ島。
花の都に近づく鬼ヶ島がもし都の上空から落下すれば甚大な被害が出る恐れがあったことから、
モモの助はカイドウと同じ龍の”焔雲”を生成して鬼ヶ島が都に近づかないように押し返そうとしましたが、”焔雲”を生成することはできませんでした。ただし、カイドウの”焔雲”を掴んで引っ張ることは出来たため、鬼ヶ島を花の都上空から遠ざけることには成功していました(1034話)。
一方、
ルフィと
カイドウの戦いは大詰めとなりました。
ルフィが負ければ、ワノ国を完全に奴隷化しようとするカイドウによる直接的な支配が始まることになります。逆に、
ルフィが勝てば、ワノ国は救われますが、討ち入りに参加した者たちの多くは鬼ヶ島の落下により死亡することになります。しかし、鬼ヶ島に決死の思いでやって来た侍たちにとっては、それは本望のようです。
しかし、侍の大将モモの助はこの窮地を救うことが出来る…はず、という話。
モモの助がしのぶのジュクジュクの実により20年分成長(
1023話)した意義は、現状、ルフィを鬼ヶ島へ運んだことと、鬼ヶ島を花の都上空から遠ざけ都の被害を食い止めたことの2点です。大義ではありますが、大将としては侍達も救いたいところです。
一方、カイドウの屋敷内では
前回、
雷ぞうが屋敷の火事を鎮めるために
マキマキの実の能力により”奉還”した大量の海水(ズニーシャの水浴び)が地下にまで達している様子が描かれています。これにより、落下によって地下の武器庫の火薬類が爆発する恐れはなくなりました。
そして、
鬼ヶ島の地下がそのまま水没するかというと、そうではありません。
と言うのも、ビッグ・マムとの戦いでローが「K・ROOM(クローム) 麻酔(アナススィージャ)」からの 「衝撃波動(ショックヴィレ)」を放ったことにより、
鬼ヶ島の地下には穴が開いているからです(
1039話・
1040話)。さらに、シュックヴィレの破壊により、
浮上する鬼ヶ島直下の地面には大きな竪穴が開いていること(
1040話)は注目に値します。
つまり、どういうことかと言うと、
鬼ヶ島の地下から溢れた大量の海水は鬼ヶ島直下の地面の大きな穴に溜まって池となり、その水上に鬼ヶ島が落ちることになるのではないでしょうか。
現実的にはそれでも無事では済まないため、モモの助は多少(もしくは一時的に)は”焔雲”を生成することに成功して落下速度を抑えるような展開になるのではないかと予想しています。
ルフィ:おい!! モモ〜〜〜〜!!!
全部終わらせるぞ!!!「鬼ヶ島」が邪魔だ!!! どけろォ!!!
左手でカイドウの胸ぐらを掴み、右手で”巨人(ギガント)”な拳を構えているルフィ。これでカイドウを仕留めるつもりようです。仮に伸ばした左腕を縮めて、その勢いで殴るのであれば、
要は、ゴムパッチンってことですかね?w
カイドウは屈辱的にもフザけた技に敗れることになるのかもしれません。
あと気になるところといえば、今回は
ギア5ルフィにおいて武装色の覇気が従来通りに描かれていましたが、これは触れるだけにしておきます。
また、
オロチについて、
前回のコメントでは雷ぞうによる放水でオロチが助かるのでは?という懸念もあったのですが、水はオロチが居た部屋(宝物殿2階)には到達していない様子です。しかし、
どういうわけか日和がオロチに刺した海楼石の釘が外れたようで、それにより、オロチが獣型に変身し、
日和が窮地に陥っています。オロチの悪運の強さが半端ではありません。