LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 これで本編が120倍楽しくなる!?「ワンピース最強考察」エッセンス
ONE PIECEのBLOG、略してLOGPIECE。 ワンピースフィギュアを飾って楽しんでます。

るるぶワンピース
最新コメント
[12/03 名も無き島民]
[12/03 そ]
[11/20 名も無き島民]
[11/20 名も無き島民]
[11/16 名も無き島民]
[11/14 ハン・ソロ]
[11/14 ハン・ソロ]
[11/14 coppa]
[11/14 朝から]
[11/13 シャボンディ島民]
ブログ内検索
-
非公式ワンピース読本「ワンピース最強考察」で私が気になったトピックスをいくつか紹介します。

クロコダイルの秘密
インペルダウンでのひとコマで、イワンコフはクロコダイルの”弱み”を1つ握っていると発言しています。
クロコダイルの反応から重要な内容のようですが、これだけでは、クロコダイルのルーキー時代に二人の間でなにかあったことぐらいしか読み取れません。

c7b93867.jpeg

この伏線を解く鍵はワンピース0話にありました。

5ea0e7ea.jpeg

ロジャーが処刑されたシーンで、クロコダイルは後姿が描かれています。
他のキャラは0話の見所である”若い頃”の描写がされているのに対して、クロコダイルだけ後姿というのはひっかかりますよね?

クロコダイルの顔の横に走る大きな傷は、この後に受けたのかどうかはよくわかりませんが、仮にそうだった場合、例えば、ドラゴンは「刺青がない」素顔が描かれていますし、シャンクスは黒ひげから受けたという三本傷は当然描かれていませんので、傷がない顔ぐらいなら描いてもいいようなものです。

じゃあ、なんなのさというと、ロジャーの処刑を見学しているこのクロコダイルはなのではないかという話です。

そう考えてみると、イワさんが”弱み”を握っているというのは合点がいく話です。

どういった経緯があったかはわかりませんが、”ホルホルの実”の能力つまり=エンポリオ・男ホルモンで女であったクロコダイルを男にしたのでしょう。それが”弱み”だと言っているので、「男にしてあげた」が正確でしょう。

夢(やぼう)は「海賊王」であるクロコダイルは、自身が女であることがコンプレックスだったのか、もしくは女のままでは海賊王まで上り詰められないと考えたのでしょうか。ともかく、

”クロコダイルはイワンコフに頼み込んで男にしてもらった”

それが彼の秘密と考えられます。
イワさんが「ヴァターシが抑え込むから」と言うのはエンポリオ・女ホルモンで女に戻すことを指しているのかもしれません。

ヒントはまだあります。

79c7e3ec.jpeg
クロコダイルは右耳にピアス(イヤリング)をつけています。
メンズピアスは”普通”左耳につけるものです。ゾロは左耳につけていますね。

つまりそれが、クロコダイルは本当は男ではなく、元女であるというヒントになっているのかもしれません。
ちなみに、このピアスはよく描き忘れられます。重要なんだか、そうじゃないんだか・。・

都市伝説では男が右耳にピアスをつけているのは同性愛者のサインだそうです。

(。´∀`)o-<※==☆パンッ 腐女子歓喜

やっぱり、この二人は・・・。
7fb1bc71.jpeg

クロコダイルは野望のために男になった元女なので、気持ちの面で男色家なのは正常(?)なのかもしれません。
とするとゲイはダズ・ボーネスだけw

クロコダイルは元々、腐女子人気が圧倒的に高く、彼女たち読者の妄想も叶ってしまう「ONE PIECE」。
読者層は広がるばかりです。

サラダ食べて海賊王をきっかけに女体化のファン絵が増えましたが、まさかクロコダイルに関しては核心を突いていたとは驚きです。

アマゾン・リリー先々代皇帝
ハンコックが恋煩いに罹ってニョン婆が診たとき、「死ぬ」と切り出してから「先代皇帝も・・・この病で死んだ・・・!!先々代も同じだったそうじゃ・・・」と発言しています。

普通に考えれば「先々代皇帝も恋煩いで死んだ」と読み取れますが、「同じだった」のは「恋煩いに罹った」ことだけと解釈すると、ちょっと面白いことになります。
f2d2c7e9.jpeg

先々々代皇帝グロリオーサ(ニョン婆)は恋煩いに罹り国を飛び出して生き長らえました。
先々代皇帝も同じく、実は恋煩いに罹って国を飛び出して生き長らえているしたらどうでしょうか?

その人物として最も疑わしいのはシャッキーです。

九蛇のキャラクターはハンコック以外みな花が名前の由来になっています(ハンコックはシダの名前が由来という説がありますが、私は否定的です。まず花じゃないですし、マニアックすぎます。栄ちゃんは知らないでしょうし、七武海であるハンコックは構想初期から名前は決まっていたと考えられ、他のキャラと一線を画するものと考えられます)。どうして花の名前なのかというのは、ちょっとしたあそび心が隠されていたのですが、詳しくはこちら→名前の由来まとめ
そしてシャッキーの本名シャクヤクも花の名前です。

素性を隠すためにシャッキーという名で通していたとすると、確かにシャッキーがシャクヤクと呼ばれるシーンはありません。シャクヤクという本名はシャッキーの登場シーンに添えられていたものです。それが読者へのヒントと解釈するのが”吉”です。

5d954357.jpeg

シャッキーは40年前海賊から足を洗ったと言っていますから、その部分は真実だとすると「海賊から足を洗った」つまり「恋煩いに罹り九蛇海賊団をやめて国を飛び出した」のが40年前ということになります。

13年前まではレイリー、シャッキー、ニョン婆さんは一緒に暮らしていたようで、約20年前ロジャー海賊団が解散してからレイリーがシャボンディに身を隠し、その後シャッキーとニョン婆に加わったと考えられます。

それ以前はシャッキーとニョン婆が行動をともにしていたのですから、恋煩いに罹って先に国を飛び出した先々々代皇帝のニョン婆を同じ境遇のシャッキーが頼ったと考えられます。つまり、ニョン婆が「先々代も同じだった」と言葉を濁したのは、シャッキーをかばってのことになります。

40年前にシャッキーが国を飛び出し、仮に先代皇帝が20歳で即位したとして、ハンコックが10年前(19歳)に即位したとすると、先代皇帝は50歳にして恋焦がれ死したことになります。うそ~んw

では、レイリーはシャッキーの秘密を知っているのかというと、どうやら知らないようです。
6cddbd6a.jpeg

シャッキーが「ルフィの行方」を推察したとき、レイリーはとっぴもない考えと思い、結果「女の勘とは恐ろしい」と評しています。洞察力のあるレイリーなので、シャッキーの過去を知っていれば、そのような考えが出たことをよく理解できたはずです。

ところで、レイリーとシャッキーの関係に疑問を持っている方がいるようですが、二人は夫婦です。
57巻UG海賊団掲載のシャッキーとレイリーのツーショットに「熟年夫婦のこの雰囲気!」とコメントされているので公式情報です。
5f804d18.jpg


西の国の桜
59巻収録の白ひげの回想シーンでロジャーと白ひげが桜景色で酒を交わしています。
ワンピファンなら、この風景を見て「あること」を思い浮かべたはずです。
ba2644d0.jpeg

16巻収録のヒルルクが語った自身の体験のエピソードです。
「遠い西の国」
「通りかかった山で」
「山いっぱいの鮮やかな桜を見た」
5785927e.jpeg

本書ではこれに言及するだけでなく、25巻収録の白ひげと赤髪の会見シーンに面白い解釈をつけてます。

白ひげはシャンクスの手土産の酒に「”西の海”の酒だな・・・あまり上等じゃねぇだろ」とケチをつけていますが、ガブガブと飲み「あァ・・・悪くねェ・・・」と発言しています。
7a7017f3.jpeg
f2aefe4a.jpeg
普通に読み取ると、シャンクスの切り返しに対する受け答えと考えられます。

しかし、この「・・・(三点リーダー)」を深読みすると、「西の海の酒」から白ひげは西の国でロジャーと桜の木の下で最後に酒を飲んだ情景を思い出していたかもしれません。

この後、白ひげはロジャーやガープの名前を挙げて昔話を始めるので、西の海の酒をきっかけに感傷に浸っていたとすると、すごく自然です。そう考えると、シャンクスの故郷が”南の海”でもなく”北の海”でもなく”西の海”であるのは、やはり偶然ではないのか・・・尾田栄一郎・・・恐ろしい子・・・。


五老星のモデル
このネタはネットで噂されているものです。

34cef8fd.jpeg → o0220029510860331959.jpg
インド独立運動家ガンジー。これはまんまです。

a412eb29.jpeg → b41902c7.jpg
ソビエト連邦最後の最高指導者ミハイル・ゴルバチョフ。ヒゲはないですが、ハゲ頭に特徴的なシミはゴルビーに他なりません。

上二人はそのまんまなので気づいた読者は多いはずです。しかし、以下3人は微妙です。

4935ed65.jpeg → 1c78ef54.jpg
キューバの革命家・最高指導者カストロ議長。帽子は軍帽ということでしょうか。

649affb9.jpg 共産主義の精神的指導者マルクスの方が似てません?

f3d541ce.jpeg → 6c5cb455.jpg
自由民権運動指導者板垣退助。暴漢に襲われたときにセリフ「板垣死すとも自由は死せず」は有名。

2d1d25b5.jpeg → 87c69a51.jpg
第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーン。奴隷解放の父。

世界政府最高指導者にありながら「奴隷解放の父」がモデルとはなんという皮肉w
ガンジーとゴルバチョフから察するに大きな業績をつくった運動家や政治家がモデルの可能性があります。
ちなみ二人はノーベル平和賞受賞者なので、その線もありえます。


本書を一通り読んだ感想は、栄ちゃんを少し過大評価して深読みしすぎていると感じました。
しかし、それはそれで楽しめて読めるので面白いです。
ルフィの母についてはもっと説得力のある考察をしている方がいるので、そちらを参照するといいでしょう。
「ルフィの夢」は未回収伏線のまとめに新しく追加しました。


注)本書のトピックスをきっかけに私の解釈で書いた記事なので、本書の解釈と異なる箇所があります。

拍手

この記事にコメントする
Vodafone絵文字i-mode絵文字Ezweb絵文字
NAME:
TITLE:
COMMENT:
≪ Next   │HOME│  Prev ≫

[578] [577] [576] [575] [574] [573] [572] [571] [570] [569] [568]