自身のSNSでは度々『ONE PIECE』について触れ、本誌撮影時にはルフィの身体強化技”ギア2”ポーズも決めてくれた(※ブログ注釈:誌面に写真が掲載。またやってる笑)山田裕貴さん。自他ともに認める『ONE PIECE』ファンで、今回は念願だった『ONE PIECE』のゲストとして、映画オリジナルキャラクターのアフレコに挑戦。役柄の必殺技も考案するほどの熱の入れようだったそう。
ーー『ONE PIECE』をこよなく愛する山田さんにとって、映画に参加できることはどれほどの喜びなのでしょうか?
『ONE PIECE』は僕の人生の教科書で、ルフィの生き方を指針に、これまでずっと生きてきて…。いつか、映画にゲストとして出演することを夢見てがんばってきたので、もう言葉にならないぐらいうれしいです。感謝しかない!
それこそ僕のデビュー作は『海賊戦隊ゴーカイジャー』という海賊モチーフの戦隊ヒーローもので。同作にはサンジ役の平田広明さんも声で出演されていて。今回のアフレコ前に、平田さんからは「台本に名前見つけたぞ。がんばれよ」とDMをいただき、いっそう気合が入りました。
ーー演じた役柄はクラゲ海賊団の船長・エボシ。映画の冒頭、ウタのライブで暴れる海賊ですが、キャラクターに対する思いは?
お話を聞いたとき、たぶん最初のほうでルフィたちにぶん殴られるんだろうなーと思って。過去の映画もすべて観ているので、「ちょっとでもがんばって生き残れよ」という思いでした(笑)。
でも、グランドラインを越えて新世界にいる海賊だから、それなりに強くて、覇気も使えて、特殊な技とかも出せるかもしれない。そう思い、勝手に”カツオノエボシ”という必殺技を考えて、アフレコ時、戦闘シーンで「カツオノエボシ!」とか「武装色!」と叫んでみたんです。そしたら監督から「エボシは覇気、出せませんから。やめてください」と冷静に止められちゃいました(笑)。