LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 歌番組出演ウタの「音源垂れ流し」批判報道がズレている件について
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昨年末、ウタが「UTA TV LIVE TOUR」と称して、TV局の垣根を越えて歌番組に次々と出演していた際、歌唱キャストのAdoさんによる生歌ではなくCD音源を流していることについて、飽々とするといった声や、生歌で歌って欲しい、せめて新音源でやって欲しいといったファンの声を伝えるメディアがいくつかありました。

これは理解できるところです

しかし、紅白歌合戦後に報じられた『女性自身』による批判記事と、それに伴う一連の記事は解せません。

(前略)しかし、そこでの歌唱をめぐって一つの疑義が持ち上がっているというのだ。あるテレビ局関係者は声を潜めていう。

「実は、ウタさんが出演した音楽番組でAdoさんは歌を生で披露していないというのです。

いずれの音楽番組も生放送で、バーチャル映像のウタさんが歌声を披露するという形だっただけに、てっきりAdoさんも生で歌っていると思っていたのですが……」

実際、ウタが出演した各音楽番組放送時にネット上では“配信音源を流してるだけでは?”“Adoは生で歌ってない気がする”といった疑問を呈する声が相次いでいた。

そこで、本誌は「TV LIVE TOUR」の締めくくりとなった『紅白歌合戦』を放送したNHKに、Adoが生歌唱していたのか問い合わせてみた。放送時、NHKホールにバーチャル映像のウタが歌や踊りを披露し、画面右上には生放送を示す「LIVE」という文字が示されていたが、回答は次の通り。

「生歌唱はされておりません。なお、ウタさんの映像演出や共演された皆様のダンスはライブで行われたものです」

やはり、Adoは生歌唱していなかった。そして、Adoが所属するレーベル「Virgin Music」にも問い合わせてみると、さらに驚きの回答がーー。

「ウタのパフォーマンスに関しては歌唱含めAdoは一切関与しておりません。ウタのパフォーマンスでの歌声は映画用に録音した音源のみです」

ウタとしての歌唱は音源録音時のみで、ウタが出演した音楽番組では一切歌唱していなかったというのだ。たしかに、ウタが音楽番組に出演する際、Adoの公式Twitterなどでは一切そのことに触れられていなかった。

生放送であれば、つい生歌唱を期待してしまうものだが、こういうスタイルも“新時代”ということなのだろうか……。

女性自身/ウタ『紅白』は生歌唱ではなく録音だった!レーベルも「Adoは一切関与してない」と仰天回答


以下は、この『女性自身』の報道を受けた別メディアの記事です。

NHK林理恵メディア総局長が18日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、昨年大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」に出場したウタの演出についてコメントした。

ウタはアニメ映画「ONE PIECE FILM RED」のキャラクターで、劇中では歌手Adoが歌唱パートを担当。紅白でも「LIVE」のテロップとともにAdoが歌う「新時代」が流れたが、生歌唱ではなく録音されたものだったと、13日に一部ニュースサイトが伝えていた。(後略)

日刊スポーツ/紅白歌合戦「ウタ」の演出「時代時代で紅白の見せ方も変わっている」NHK林理恵メディア総局長


(前略)だとすれば、パッケージとなった音源をそのまま流したい気持ちもわかります。カタログなのだから、それこそ「台無しにすること」は許されないからです。“じゃあLIVE表示はどうするんだ?”との声も聞こえてきそうですが、残念ながらそこは暗黙の了解でそういうもんだと受け止めて観る以外にないのではないか

 それでも音楽番組としての臨場感やプロフェッショナルの凄みを求めるのであれば、放送時間を短縮し、出演者の数を絞って小さなスタジオで環境をコントロールできる状況が整わない限り無理でしょう。イギリスBBCの『Jools’ Annual Hootenanny』(1992年から放送されている年越し特番)程度の規模、そしてミュージシャンのレベルですね。

 これが音楽番組だとすれば、やはり昨今の紅白はそのカテゴリーには入らないと思うのです。

 その意味で、皮肉なことにウタの本人不在の録音パフォーマンスはいまの紅白のコンセプトをわかりやすく表してくれました。もはや紅白歌合戦は歌番組でも音楽番組でもないのです。かといって、ハーフタイムショーのような圧倒的なエンターテイメントからも程遠かった。

 では、一体私達は何を見せられたのでしょう? それはステージ上に映っていないアニメと踊ったタレント達にも浮かんでいる問いなのかもしれません

biz SPA!フレッシュ/ウタ“生歌唱ではなく録音”報道が示した、令和における『紅白歌合戦』の存在意義/文:石黒隆之(音楽批評家)


『biz SPA!フレッシュ』の記事は、この話題をきっかけにした紅白歌合戦についての分析記事なので、内容については置いておきますが、

『女性自身』がウタの歌番組出演を批判する論点は、

”「LIVE」のテロップが表示されているのに、生歌ではなく音源だった”

という点であることははっきりしています。


件の記事内に「画面右上には生放送を示す「LIVE」という文字」と、

テレビのテロップの「LIVE」が意味することがはっきり書かれているのに…です。「LIVE」はテレビの生放送であることを示しており、生歌を意味していません。

また、音楽ライブの「LIVE」は音源に対する”生演奏”および”生歌”を指していますが、アーティストや楽曲によってはその限りではありません。歌アイドルが最たる例で、年末の音楽番組を観ていると特に女性アイドルはほぼ口パクでしたが、ウタもそのカテゴリーに入りますかね。

であれば、件の記事で何で他の女性アイドルは批判されないのだろうかと当然疑問で、結局、ウタあるいはAdoさんを標的にして書かれたアンチ記事だと考えられます。

音楽番組で音源が”新時代”のスタイルって、何の冗談なんでしょう。
馬鹿なふりをしているだけなのか、記者が本当に無知なのか…(汗


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