バンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」(通称:ワンピカード)はTCGプレイヤーに非常に好評です。『ONE PIECE』が好きで、ワンピカードからTCGを始める人も多いわけですが、ワンピカードに興味があるけど何から始めればいいか分からない初心者向けの指南記事を書いておきます。
手順1. ティーチングアプリで基本的なルールを覚える
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手順2. スタートデッキ(市販構築済みデッキ)を購入する
ワンピカードはカードの色が6色あり、各色のスタートデッキが用意されています(各990円)。これよりも割安のスタートデッキも用意されていますが、最初に買うならこちらのベーシックなスタートデッキの方がオススメです(基本ルールが記載されたプレイシートも付いています)。
取り扱いはカードショップはもちろん、TSUTAYAやゲオなどのゲームショップ、イオンやイトーヨーカドーなどのショッピングセンターの玩具売り場などです。再販は度々行われており、販売当初に比べると比較的入手しやすくなりました。
どれを手に取ってもいいですが、ワンピカードは色によって大まかにデッキのタイプが異なっています。デッキの戦略と使い手の相性はあるものなので、
自分に合ったデッキタイプを見つけるのが初めの道のりです。
1人で始める際はまず対戦相手を見つけるのが最大の難関なわけですが、私の場合は最初は1人二役でデッキを回して遊んでいました。私はTCGに慣れていたので、それで良かったわけですが、TCG初心者には我慢の時かもしれません。勇気のあるお一人様は、この後紹介する対戦の場にスタートデッキを持って飛び込むのは手っ取り早い方法です。基本的に新しいプレイヤーが増えるのは嬉しいことなので、きっと優しく教えてくれることでしょう。
ちなみに、どの色のスタートデッキにも重要なカードが含まれているので、次のステップでデッキ構築する際はどうしても2箱買うことになります。
手順3. シングルカードを購入してデッキを構築する
基本ルールを覚え、自分に合ったデッキタイプを見出したら、
ワンピカード公式サイトのカードリストを眺めて、リーダーカードを決めましょう。そしてデッキに必要なカードをリストアップしていき、デッキレシピを考えていきます。TCGでデッキ構築が好きな人はここが一番楽しいところです。
とりあえず構築して自分で試行錯誤するのが良いと思いますが、デッキ構築がどうしても苦手な人はリーダーカードの「名前」と「デッキレシピ」で検索すると、デッキレシピが色々と出てくるので、手っ取り早くそれを参考にするのもアリです。
ワンピカードのシングルカードは今は非常に安いので、デッキ構築にはそれほどお金はかかりません。デッキによってはスタートデッキを含めて5千円ほどの予算で構築可能です。高いものだと2万円ぐらい掛かります。
また、デッキ構築が目的であれば市販の「ブースターパック」を買う必要はありません。大量に買えばデッキ構築は出来なくはないですが、シングルカードを買うより割高になります。
シングルカードは基本的にトレーディングカードを扱うネットショップで購入するのが割安です。シングルカードを取り扱うTSUTAYAやブックオフ、カードショップには、「ストレージ」と呼ばれる雑多にカードが詰め込まれた箱があり、そこでは1枚大体30円でレアリティの低いカードを入手することもできます。ワンピカードのデッキには同じカードを最大4枚入れることができるため、4枚セットで売られていることも多いです。
既に気の合う対戦相手がいるのならば、TCGでは代替カード(プロキシと呼ばれる)を使って遊ぶこともできます。シングルカードを買う前に、カードをコピーして本物のカードの代わりにデッキを回して使用感を試すわけです。
手順4. いざ、対戦開始!
構築デッキが出来たら、対戦の場に足を踏み入れましょう。
身内で対戦していても楽しいですが、ずっとそれではきっと飽きてしまいます。
公式の大会やイベントは割と頻繁に用意されています。オンラインで行うリモート対戦も可能で、公式のリモート対戦イベントもありますが、まずは毎週、全国各所で開催されている公式大会「
スタンダードバトル」および
交流会に行くのをオススメします。
ふらっとカードショップに行っても対戦相手を見つけることは困難ですが、大会当日に早めに行けば誰かしら居るので、声をかければすぐに知り合いになれます。「初心者なんですが教えてくれませんか?」「フリー対戦お願いします」などと、とりあえず声をかけてみましょう。
そのうち仲良くなる人ができると思いますので、あとはもう私があれこれ言う必要はありません。
これでTCG初心者卒業ですb
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