3月3日に発売されるコミックス『ONE PIECE』最新105巻の表紙が公開され、20年も前に作者によって仕掛けられていた とあるものが明らかになり、話題になっています。
ワノ国編のラストと次の島の幕間にあたる105巻の表紙絵には、新四皇となった
バギー、
シャンクス、
ティーチ、
ルフィが描かれています。そして、中央には、おでんを食べている
キャロットが配されています。
一見すると、
このメンツの中にキャロットが紛れ込んでいることに?マークがつきますが、これはヒントとなっており、この105巻の表紙カバーは2002年9月に発売された
コミックス25巻表紙カバーのセルフオマージュとなっています。
比べてみると、
キャラクターのポーズと構図、カバーの背景やロゴのカラーリング等も同一で、間違いなく25巻表紙カバーのオマージュであることが分かります。
そして、
センゴクのヤギの代わりにキャロットとなっているわけです。
そもそも、表紙絵の中央にセンゴク本人ではなくセンゴクのペットのヤギがいることはシュールで当初から謎でしたが、25巻の収録内容を考えると、ティーチは良しとして、
数コマしか出てこないシャンクスとギャグ担当のバギーが堂々と表紙に描かれていることも変でした。収録内容の比重的にはモンブラン・クリケットとメリー号フライングモデルが強いわけですから。
しかし、105巻表紙絵にて新四皇となってセルフオマージュが行われた今、
25巻の表紙絵は新四皇を予言する隠された仕掛けだったと考えると全てが納得できるわけです。センゴクのヤギと親方はその仕掛けを紛らわすカモフラージュだったと考えられます。
そして、当時この表紙絵の仕掛けを思いついた張本人は回収までに20年も掛かるとは思ってはいなかったでしょうねw