この記事はバンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」のエンジョイ勢の対戦日記的な何かです。今回は04環境始動1週間の感想です。
赤ゾロに勝てないお・・・!
赤ゾロはブースター第4弾で強化されたカードは1コストのバニラ「
サンジ」のみですが、ブースター第2弾の赤の1コストキャラとシナジーがあるカード群と組み合わさり、
ワンピカード最速のアグロデッキが誕生してしまいました。完全に
スピード違反です。
1コストのバニラは「
サンジ」と「
サニーくん」の8枚を積み、これらは「
ダダン」でサーチできる上、特徴《麦わらの一味》を持つため、「
ナミ」でもサーチすることが可能です。ナミのサーチ対象は他に2コスト「
ルフィ」、「
ブルック」、スターター「
サンジ」、速攻「
ゾロ」、5コスト「
ルフィ」、「
JET銃」「
悪魔風脚」があります。
このデッキの強みは
再現性の高さとスピードの速さで、相手に動かれる前にライフを刈り取ってしまう超アグロスタイルです。アタッカーが低コストで固められているため、手札事故の可能性は極めて少ないです。そして、相手が終盤ブロッカーを固めようものなら、5コスト「ルフィ」や「悪魔風脚」でフィニッシュとなります。
また、緑対面では8コストキッドが障壁となりますが、「お玉」+「JET銃」でクリアすることができるため弱点はほとんどないデッキです。ただし、
従来(白ひげ)型の赤ゾロには弱いように見えます。が、まだ環境が出来上がっていないのでよく分からないです。
04環境では、現状最強のコントロールカードである青のイベント「
業火拳銃(レッドロック)」と10コストの青の「
カイドウ」が投入され、紫はバロックワークスが強化されたため、これまで日の目を見なかった
青クロコダイルや
青紫クロコダイルが活躍できるかと思われましたが、この
麦わら型赤ゾロの台頭により、再び日陰に戻って行きました(笑)。クロコダイルでは麦わら型赤ゾロに何度やっても勝てません…orz
新リーダーの
青黒レベッカは低コスト帯を標的にしたコントロール力があるため、
”赤ゾロに強い”とされていましたが、それは従来型赤ゾロの話で、麦わら型赤ゾロは速すぎるため、”リーダーがアタックできない”というデメリットが仇となり、かなり苦しいです。
1ターン目に「
レベッカ」、2ターン目に青の「
うるティ」、3ターン目以降に「
レオ」や「
キュロス」を展開して、トリガーで「
三・千・世・界」を引いてようやく有利がつくぐらいじゃないでしょうか。通常のレベッカの構築では「うるティ」はサーチできないので、初手に引き込まないといけないため、やはり苦しいです。
新リーダーの
緑紫ドフラミンゴは活躍していますね。
緑と紫の特徴《FILM》を軸にした構築が主流で、7コスト「
ルフィ」からの横展開が強いです。従来の緑単FILMデッキの課題だった手札切れはFILM「ナミ」のサーチ対象が増えたことと、紫の「
テゾーロ」を投入することでクリアされています。
件の
麦わら型赤ゾロに対しては、ドン!! 加速して8コストキッドを着地で横にすれば、2ドン!!がアクティブになるので間に合いそうです。また、7コスト「ルフィ」と「
蜘蛛の巣がき」を使えば、攻撃を最大3回も防げるというのは頼もしいです。
新リーダーで意外にも活躍しているのは
青黄クイーンですが、これは
初見殺しな気がします。
クイーン対面は戦い方が特殊なので、対面に慣れればクイーンの勝率はガタッと落ちそうです。03環境初期の青ナミみたいな感じでしょうか。序盤はライフを取りに行かない方がクイーン側はやりづらいですし、逆にこちらは通常カウンターを切るところをライフで受けるのも一つの手です。と言うのも、9コスト「
ヤマト」のKO対象がお互いのライフ合計に依存しているからです。
そして、クイーンミラー戦は制限時間内に終わりませんw
ワンピカード対戦思案#26 【OPCG】