週刊少年ジャンプ2023年50号(11月13日発売)掲載の『ONE PIECE』第1098話で
原稿が間に合わない珍事が起こりました。週刊連載作品では原稿が間に合わないことはしばしば起こりますが、実は『ONE PIECE』の連載では非常に珍しい出来事です。
それだけでも珍しいのですが、間に合わなかった原稿が一部のページやコマで済まず、全ページに渡って未完成原稿というのも珍しいです。
冒頭の扉絵リクエストではブルックのパンツの上に「
ごめんね 原稿あがりませんでした。Oda」と読者に向けた栄ちゃんの謝罪メッセージが修正ペン(?)で書かれています。イラストの背景に「ROCK」と描き文字がありますが、この原稿は見方によってはかなり”ROCK”ですw
ほとんどペン入れも間に合っておらず、下書きのページの方が多いです。ただし、ネーム状態のコマは一切ありませんので(笑)、違和感はありますが問題なく読めます。スクリーントーンが本来貼られるはずの場所には応急処置で水性ペン(?)のようなもので塗りつぶされてグレーが表現されています。
本編はバーソロミュー・くまの過去編となっており、ここでは本編の内容については触れませんが(
※最新話記事は後日更新します。本編の内容についてのコメントは、この記事ではお控えください)、残念ながら作画の影響で初見の感動は薄れてしまいました。次号は休載らしく、原稿が間に合わないのなら本号と休載を入れ替えられなかったものかと思って仕方ないです。