昨夏公開されて大ヒットし、異例のロング上映となった劇場版『ONE PIECE FILM RED』が10月20日から11月19日まで1ヶ月限定で再上映され、最終的な興行成績が発表されました。
今回の再上映は
動員数47万人、興行収入6.2億円を記録し、国内の累計は動員数1,474万人、興行収入203.3億円となったそうです。これにより
国内の歴代興収ランキングでは8位から6位に浮上しました。
<国内歴代映画興行収入ランキング(興行通信社調べ)>
順位 |
シリーズ |
配給元 |
興収(億円) |
公開日 |
1 |
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 |
東宝・アニプレックス |
404.3 |
2020/10/16 |
2 |
千と千尋の神隠し |
東宝 |
316.8 |
2001/07/20 |
3 |
タイタニック |
FOX |
277.7 |
1997/12/20 |
4 |
アナと雪の女王 |
ディズニー |
255.0 |
2014/03/14 |
5 |
君の名は。 |
東宝 |
251.7 |
2016/08/26 |
6 |
ONE PIECE FILM RED(再上映後) |
東映 |
203.3 |
2022/08/06 |
7 |
ハリー・ポッターと賢者の石 |
ワーナー |
203.0 |
2001/12/01 |
8 |
もののけ姫 |
東宝 |
201.8 |
1997/07/12 |
|
ONE PIECE FILM RED(再上映前) |
東映 |
197.0 |
2022/08/06 |
9 |
ハウルの動く城 |
東宝 |
196.0 |
2004/11/20 |
10 |
踊る大捜査線 THE MOVIE2
レインボーブリッジを封鎖せよ! |
東宝 |
173.5 |
2003/07/19 |
再上映の入場者特典第1弾のコミックスは
全国合計60万部ですから、動員47万人ということは当初の見込みよりも少ない成績だったことが窺えます。しかし、国内の歴代興収ランキングと照らし合わせてみれば、
動員60万人という数値はランキング6位にあった『ハリー・ポッターの賢者の石』の203億円を目標にしていたことは明らかです。
そのために豪華と言える入場者特典を積み重ねていったと見えるため、やり口は下品だと批判を受けても仕方ないでしょう。『FILM RED』が大好きで、アンコール上映も観た人に言わせればファンサービスなのでしょうけど。
ワンピースカードで遊んでいる立場から言うと、入場者特典第2弾の「アンコールパック」目当てで映画を観ずにさっさと帰るのは当たり前でしたので(欲しい人は4パック欲しい)、興収は6位ですけども、映画の興収としてはどうなんだろうか、というのは思って当然なんですよね。時間が経てば数字しか残りませんけども。。
『FILM RED』再上映 入場者特典第3弾「メモリアル アクリルスタンド」
『FILM RED』再上映 入場者特典第2弾 ワンピースカード「アンコールパック」
『FILM RED』再上映 入場者特典第1弾 コミックス『巻四十億一〝アンコール〟』
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